この投稿は、「2020年4月2日にお外に座って考えたこと、見たこと、起こったこと」の第2弾です。今回は試みとして、もっと自分の心情や想念、その時の周りの様子などを記録した文章を公開してみようかな、と思い、実践してみました。
ブログ用の日記というより、、、枕草子みたいなものに近いかもしれません。随筆系?とでも申しましょうか。。。エッセイ?
それではどうぞ。
思えば、今日はドアを開けた時から災難続きだった。開けたドアが強風で勢いよく戻り、頭を打たれ後ろに吹っ飛んだのだ。後ろで夫がちょうど受け止めてくれたので冷蔵庫に体を打たないで済んだが、ブラジルレアルが暴落していてショックだったのが吹っ飛ぶくらい痛かった。
その次は買出しの帰りに夫が気を利かせてテントの裾を開けようとしてくれたのはありがたいが、その手に引っかかっている荷物が揺れて、私の顔を殴った。
そしてそのあとの社長のところの犬の騒ぎだ。この騒ぎにビッックリしたリリーは隣のキャラバンの下に身を隠し、私が落ち着いたのを見てリリーはのろのろ出てきた。
キャラバンにこもりっぱなしで味気なかった日常が、ドア一枚開けただけで、キャラバンの前に腰掛けているだけでこんなにいろいろ起こるとは驚きだ。
自分は何もしていなくても、犬たちがこんなハプニングを起こしてくるとは思いもしなかった。犬によって私の中の様々な感情が引き出されるとは思わなかった。
こうやって書いている間にも、サーカスの社長の息子が横切ったり、アリが昇ってきたり、リリーが体勢を変えたり、道路を行き交う車の音は絶えなかったり、お腹が黄色い綺麗な鳥が飛んできたり、何かしら変化が起こっている。
書ききれないほど、書く速度が追いつかないほどその変化はロックダウン中の街でもめまぐるしい。そろそろ日が暮れてきた。蚊が出てくるところだ。リリーをなでなでしてから中に入るとするか。
つづく

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