2020年2月24日月曜日

2020年2月23日現在ブラジルより近況報告

こんにちは、ぽんたです。


かれこれ2週間が経とうとしておりますが、ブラジルはフォルタレザで現在過ごしています。

結局ヨーロッパのサーカスで働くには、ビザの壁と、車とキャラバンの所有という壁に阻まれ、モルドバで小銭を稼ぐような生活よりかはブラジルのサーカスで働いていた方がマシだということになり


2週間前に長い長い空路を経てこの地にたどり着いのであります。


私は夫のアシスタントですが、練習場所はかろうじて確保できる環境であったので


やはりモルドバにいるよりもマシなのであります。


ただ、チケットもぎりや、弓矢の的の風船持ちなど、ちょっと面倒な仕事もあるのですが、ちょろっとその分のお小遣いもくれるので、


文句は言わずに頑張っているのであります。


しかしお客さんとやりとりするときに困るのはポルトガル語です。


私自身、英語、トルコ語、ロシア語は日常会話程度ならいけるのですが、ポルトガル語は未知の未知でありまして、出口とトイレ以外のお客さんの質問はてんでわからず。


仕方がないので誰かを呼ぶか、適当に日本語で説明してお客さんに困惑返しをしています。


サーカスのボスは女性で、家族経営のサーカスなので


クリスマスに働いたドイツのサーカスRに比べると全然プロフェッショナルではなくショーのクォリティもいまいちでやる気が出ませんが、


他に仕事の選択肢がない今、ここで耐え忍ぶしかないのです。


国が変われば観客の好みや反応も変わるため、サーカスRで好まれた良しとされたことが、ここでは全く逆のスタイルでやらなければいけなかったりと少し戸惑うこともありましたが


1週間が経ち、曲も変え、衣装も変えようやくブラジルの観客が受け入れやすいカタチができたのであります。


この土地の反応は、トルコに似ていて、トルコのサーカスで働いていたことを思い出しながら、働いております。


わかりやすいもの、キラキラ光るもの、ビートの効いた音楽に人々は反応するようで、セクシーな好まれるため、サーカスというよりディナーショーの感覚に近いのかなあ、などと解釈しております。


まあ、これも経験。仕事なので自分の好みのものをやるわけにもいかず、求めらているテイストに最大限の花を添えられるようにベストを尽くすのが

我々の宿命なのであります。


ステージ上ででも自由はやはり制限されているのであります。


それでもやはりステージでの上での仕事が好きなので、ひたむきに華やかに今日も頑張るのであります。


それにしても、ブラジル、野菜が美味しくない!でも色々なフルーツがあるのでフルーツの紹介でも次の投稿でしようかな、、、

それでは今日はこの辺で。



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  • 2020年2月7日金曜日

    ぽんたの素顔解禁!?練習風景動画その1空中前後開脚バランス!(動画あり)

    こんにちはぽんたです。


    おそらく誰も興味がないと思いますが、私の姿かたちが包みかすさず映されている動画を(ただのトレーニング風景ですが)1つこさえてみたのでここでお披露目してみたいと思います。




    前後開脚の状態で手を離してバランスを取るものなのですが、


    これができなきゃサーカスアーティストとして、エアリアルをやる者としてプロと認めてもらえない気がしていた技なので、頑張ってトレーニングしておりました。


    前に投稿した顎マッサージをしたらお尻の深層部の痛みが軽減した話(動画あり)で言及した通り、お尻の痛みは軽減したものの、まだつっぱる感覚がキエフに勝手にトレーニング合宿に行くまではあったんですね。(その話は2020年1月30日現在のぽんたの心境と近況報告。〜雪がまだ降らないモルドバの風の日〜の投稿にて詳しく書いてあります。)


    そのため、バランスを取ろうにも痛いところまでいかないようにどこか力んでしまっていたんです。これは、2019年末の動画の時の状態です。



    それが、キエフでコントーションのトレーニングに参加してみて、全身くまなく、つま先膝裏等の盲点であった場所を含めてストレッチングをしまして、帰ってきても自分で道具をある程度そろえて継続していたんです。



    そうしましたら、より、臀部のつっぱりが軽減しまして、今ではあんまり気にならないくらいになりました。そして動画の最終パートの16秒の記録を出せたのです。



    臀部の痛みは全身の柔軟性のバランスが崩れていたことも原因の一つのようで、おそらく、前後開脚、背中の柔軟性は自己流トレーニングで上がったのに、



    苦手な膝裏、左右開脚などをあまり重視しなかった、トレーニングの仕方がわからなかったがために全身の柔軟性のバランスが崩れ、お尻さんが被害を受け突っ張ってしまったということも考えられるのかなあ、と感じております。



    そんなこんなで、お尻が痛くないものですからちょうど良い場所にはまるようになり、大腿直筋を力ませることなくリラックスしてできるようになったのです。



    同時に、コントーションのトレーニングで意識するようになった後ろ脚側の骨盤の位置というか向きというか、、、



    大腿直筋の付け根辺りの柔軟性も多少アップしたため楽なポジションにはめることができるようになったのも大きな進歩の要因となりました。


    もちろん、これはストラップが足首から伸びているので、当然アエリアルシルクが足の裏から伸びる時よりも格段に楽な状態なので



    今後はアエリアルシルクが足裏から伸びる状態でもバランスが取れるように引き続きトレーニングを重ねていく次第でございます。


    ちなみに左足が前の時は、0.1秒が2秒にはなったもののまだまだなので、体のバランスを崩さないためにも左右両方練習していきます。



    そして練習の励み及び生活の糧につながりますので、是非you tubeのPontaチャンネル登録まだの方はよろしくお願いいたします。








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    2020年2月1日土曜日

    ウクライナのキエフ6日間滞在報告。実体験に基づくスリへの注意喚起。

    こんにちは、ぽんたです。

    先週はキエフにいました。

    勝手にトレーニング合宿をしていたわけなのですが、今回はその滞在初日にあったスリ未遂について詳しく説明したいと思います。


    キエフはウクライナの首都なのですが、メトロも走っており、建築物も厳かなデザインのものばかりでとても美しい街です。


    人々も親切でロシア語話者が多い印象を受けました。(美術館勤務のおばちゃんたちはウクライナ語が中心のようでした。)

    英語が達者な人も結構いる印象でした。


    メインロードには横断歩道よりも地下通路で向こう側に渡ることが多く、階段がたくさんあり、あまりバリアフリーな感じではありませんが、良い運動にはなります。


    そしてその地下通路はショッピングセンターのようになっている場合が多く、東京を彷彿させます。


    そのような地下通路兼商業施設の場合、全ての出入り口にドアがついています。

    メトロのドアも特徴的なのですが、この地下通路のドアは手押しのもので、入り口を通る際は1つのドアに1人ずつ通る感じになります。


    今回スリ未遂にあったのはこのようなドアのある地下通路の出入り口でした。




    場所は、Bessarabsky Marketの近くにある、Bessarabskyなんとかという地下通路の出入り口なのですが、(地上にはDolce & Gabbanaがあります。)


    そこへ私はBaseina Streetの向かいから地下通路に入り、そのDolce & Gabbanaの前の出口に抜ける時、


    ドアを開ける瞬間に私と同時にそのドアに入ってくる人がいました。ドンっと何かが当たったので私は急いでる人だと思ってさほど気にしませんでした。今思えばまさにスリの手口なのですが、、、


    でも、幸か不幸か携帯が私のポケットから落ちたので(私は携帯を落とす自信があるのであらかじめ落としても壊れないカバーを装着しているので無事。)その音に振り返ると中学生くらいの女の子3人くらいが私の後ろに続いていました。


    その中の1人が携帯を拾ってくれたので「ありがとう」と言って笑顔で受け取り(なぜかその女の子の緊迫した表情が気になったものの)、ポケットを探ると私の小銭入れがなかったので、


    携帯と一緒に落としたのだと思いその場を確認していると、

    これもあなたのだよ、と少し先を行ったその女の子たちのうちの別の1人が不自然な笑顔で返しに来たのでした。


    中身は100円にも満たない小銭だったのでそのまま取られてもそんなに大きな被害にはならなかったのですが(だから返してきたのかもしれない)、その時初めて、あ!すられたのか今!となったのです。


    彼女たちのいでたちは、赤、黄色などのカラフルな上着で全くもって今時の女の子たちといった印象で、


    背丈は155センチほどだったので中学生が遊び歩いてるのかと思ったのですが、


    後日、同じ時間帯に同じ場所で彼女たちを見かけたので観察してみると、


    うーん、目がくりくりしてて、ロマ(ジプシー)っぽい。。。小さいだけで、割と大人かなぁ。。。


    彼女たちとも目があい、お互い覚えてる空気が流れたのですが、

    同じ場所を行ったり来たりしてカモを探しているようでした。


    夕方、仕事終わりくらいの時間に彼女たちは活動しているようで


    ドアという狭い空間に、一緒に入ってきてドンと接触し、その隙にポケットから取るみたいです。


    まあ、私がポケットにわかりやすく入れてたのがいけなかったのですが、それにしてもモルドバではドラッグ漬けの隣人に洗濯物を盗まれることはありましたが、ポケットからすられることはなかったので


    あ、気をつけなくてはなあ、と思い知らされるのと同時に、モルドバって治安悪くないなあと、しみじみしたのでした。


    数日後、新たに女性ドミトリーに現れた女性は、フィットネスジムでハンドバッグをまるごと盗まれており


    気の毒に思うのと同時に、私も学生時代大学のダンス部の大会で地方へ行った時更衣室で財布から2万ほど盗まれたことや、母親がスーパーのカートにハンドバッグ置き忘れて戻った頃にはもう遅かったことを思い出しました。



    最終的に我々被害者側の不注意なのですが、人間は魔が差したらやってしまう生き物なのでしょうか、隣人でさえも隙を見せてはいけないのです。



    そしてさらに思い出したのは、トルコで一緒に仕事した仲間でさえも、チャンスがあったらお金をくすねるウクライナ人が2人ほどいました。


    誰も信用してはいけない、と同時に、仲間に魔を差させるような状況は作ってはいけないなあ、と改めて思ったウクライナの滞在なのでした。(もちろんそれだけではありませんが)


    この話題はこの辺で


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