<モルドバ料理、ルーマニア料理>「ママリガ」のレシピ
こんにちは、ぽんたです。
モルドバの代表的な郷土料理を知ってますか?
私の今いるモルドバという国は、オスマン帝国の支配下にあった時期やルーマニアの支配下にあった時期、ソ連の支配下にあった時期があり、それぞれの文化に影響された家庭料理が楽しめます。
今回紹介するママリガは、オスマン帝国が美味しい小麦をみんな分捕ってしまい、とうもろこししか残されていない!という背景から生み出された料理だそうです。今日私がこしらえたママリガの完成形はこんな感じ⇩
mamaligaで検索してもらえればもっと美味しそうな美しいものが出てきますが、ひとまずこんな感じの黄色い食べ物です。
材料は、、、
とうもろこしの粉 200g
水 500ml
水 500ml
です。超絶シンプル。
お好みでお塩少々加えて作ったりサラダオイルほんのちょっとたらしてもいいですが、基本的にこの2つの材料あれば作れます。
それでは作り方です!
とうもろこしの粉 |
はい、こちらがとうもろこしの粉です。過去に3回すでに作ってもまだこんなに残っています!すごく経済的な食べ物なのです!!
計量カップがない!コーンが入っていたビンが400ml入るビンなので、だいたい半分くらいそのビンに入れてこのくらいかなーという感じです。水も、500mlのからのペットボトルを使ってこのくらいかなーという感じで小鍋に入れます。この割合を守れば大きな鍋でがっつり作ることも可能ですが、うちには冷蔵庫もなけりゃ夫婦2人のみなので食べきりサイズでいきます。
もう鍋は温め始めちゃっています。水のうちにとうもろこしの粉を入れちゃいます。分割して細々入れていくお母さんもいるみたいですが、私はいっぺんに入れちゃいます。
混ぜ混ぜします。スプーンでも大丈夫です。
水があったまるまで蓋をして3分くらいは他のお料理の作業ができます。
蓋を開けて混ぜ混ぜします。この混ぜ混ぜする行程が一番大切で、混ぜ混ぜしないとひどく焦げ付きます。ちゃんと鍋底に沿って底に粉が焦げ付かないように混ぜ混ぜし続けます。塩やオイルを入れたい場合はこの段階でちょろっと加えます。
ポクポクと沸騰してきました!火山のマグマみたいです。ぽふっ!と蒸気が高く上がる時があるのでご注意を!引き続き混ぜ混ぜしていきます。少し火加減を落としてもいいかもしれません。
水気がなくなってきてもったりしてきました。結構この段階まで小さい鍋だとあっという間にきます。(私が火加減強いのもありますが。)
そしたらスプーンで満遍なく平らにならし、側面についたものもまとめていきます。もうこの辺では火は止めちゃいます。
ママリガはケーキみたいに固形物が焼きあがるのではなく、ドローンとしたものが冷えて形をとどめるものなので、固まるまで火を通す必要はありません。というか、固まりません、いつまでも。(私はこの事実を知らずにママリガ2つをだいぶ焦がしました。)
ちなみにこの行程まで10分から15分です。
蒸気が上がっているママリガをひっくり返します!
えいっ!
この状態で10分くらいは放置します。最初にママリガ作ってから2品目作ればちょうどいいですね。もし、ママリガが鍋底にひっついて下に落ちてこないようでしたら、フォークか竹串かで鍋の周りに沿って剥がしてみたり、鍋底を叩いたりしてみてください。
はい、10分経ちました!開けます!ジャーーン!!
初めて途切れることなく割れることなく形を止めてくれました!
が、あれれれ。
違う角度からみるとなんか余計な傾斜が、、、
ま、今までで最高のクオリティです。
少し水分が多いフワフワのものが好みという人もいますので、ご家庭でお好みの固さを見つけてください。食べ方は、タコ糸で切り分けるのが本場流みたいですが、フォークでつっついたりナイフで切り分けたりしながら、魚の塩漬けや、お肉のソテー、クリームチーズというような少ししょっぱいものと一緒にみなさん食べています。主食のポジションですね。どんなに良いクオリティでも鍋底には多少へばり付きます。
参考になりましたでしょうか。それではみなさんもぜひお試しください!pofta buna!(ルーマニア語で召し上がれ)
追記(2019.11.27)
ママリガを綺麗に形づくる方法を試したらできたので紹介します!
お茶碗などの別の器に移します。
結構いっぱいになってしまいましたが、もっと少なくても大丈夫です。
お皿にひっくり返してこのまま10分以上は放置します。
スパッと綺麗に固まってくれました!鍋をそのままひっくり返して冷やして固めるよりも綺麗に固まってくれるのでオススメです!!
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