2019年12月27日金曜日

モルドバの唯一の魅力が崩れてきているのではないかという懸念(主観的考察)

こんにちは、ぽんたです。

今日はぽんたが1年強モルドバに暮らしてみて新たに最近出てきた懸念について書きたいと思います。


1年前、モルドバに初めて来たときには、トルコ同様バスなどの公共交通機関で椅子に座っている男性陣が圧倒的に少ないということでした。


空いているときは座っていますが、混み始めたらお歳を召していない限り、男性はすっと自から立ち上がるのです。



席を直接譲るのではなく、混み始めたらあらかじめ席をあける様子に男気を感じ、モルドバ人なかなかやるじゃないか、と思っていたのです。



しかし、今年の秋口から、ここモルドバでも若い男性が目の前にいるマダムにも自分の祖父ぐらいの人にも誰にも席を譲ることなく、携帯見入っていたり音楽を聴いたりしながら居座っている様子が目につくようになりました。



春に日本に帰ったときに抱いた日本の電車内の様子に抱いた嫌悪感が、ここモルドバにも忍び寄ってきたようです。



私は、脊髄の神経の部分が石みたいになってしまって、足の感覚がろくになく足元がおぼつかなくなってしまった祖父を目の当たりにしているのもありますが、


ご年配の方に立たせて自分が座っていて平気という神経が全くわかりません。


最も、席を譲ってもらって当たり前、と自分から譲ってくれるように促すマダムもちょっと品がないかなとも思いますが、


マダムにそのようにさせる前に何もしない若い男性を見ると、


あれ、モルドバ、ここまでか。となってしまうのです。


若い男性よりもおじさまたちの方が、男気があります。譲り方や気配り方などかっこいいです。


しかし、身体のバーチャル化が進んだ結果なのでしょうか、自分のことしか考えないというか、目の前にいる人間のことを思いやれない人間が増えているように感じます。



こういう点ではトルコ人、まだまだ仁義にあつく人情があって、いい国だったなあ、と思います。


というわけで、ますます魅力に乏しくなっていくモルドバについての懸念をぼやいてみました。


読んでいただきありがとうございます。

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2019年12月20日金曜日

ハリウッドザコシシショウ、「鬱」吹き飛ばせる説

こんにちは、ぽんたです。今日は私の大好きなザコシショウについて私が思うことを書いてみたいと思います。


その名も「ハリウッドザコシシショウ、’鬱’吹き飛ばせる説」です。



私はお笑いが好きで、漫才やコントも好きなのですが、フリートークでなされる芸人さんの巧みなやりとりと卓越な発想で即興で生み出される笑いをみると、尊敬の念が生じます。


ただ面白い、と笑うだけではなく、このひとたちマジでスゲーーー!となるわけです。



彼らは天性の面白さも兼ね備えているのですが、それぞれいろいろ美学のような、ロジックのようなものがあるようで、こういう時はこう、この時はこうするというようように割とアカデミックさも感じることがあります。


まあ、そういう後から磨き上げたものも含めてセンスなのかもしれませんが、豊富なボキャブラリーと発想力、頭の回転の速さなど、


今、テレビ等で活躍されている芸人さんたちは何か一定の基準があるようにもみられます。


何かハチャメチャに見える芸人さんの中にも、何かルールのような、枠のようなものがあるようにも感じます。



そこを逸脱し超越するのがザコシショウです。


彼は、3頭身に限りなく近く、クリクリした目で、おじさんなのに何故か可愛くもあります。


その赤ん坊をそのまま大きくしたようなスタイルで自由奔放にそして思いっきり自分のネタをやり抜きます。


肝も座っているというか、お客さんの反応を気にしすぎないというか、自分がこうだ、と思うことを、ぶつけてくるわけです。


これはもはや面白い面白くないという問題ではなく、


なんでここまでできるの?という彼の生き様に感動する域に到達しています。


特に、彼の誇張したモノマネシリーズのパワフルな芸は、人間の持つ全ての感覚に訴えかけてくるようで、


面白いだけではなく、本当に生きる気力を、ヒューマンパワーを感じるのです。


おそらく、彼は、自分のやりたいことを自分のやりたいようにやっているだけの極めて純粋な精神で、子供のように芸をしているのだと思います。


こうやればいいだろう、こうすれば売れるかな、こう言っておけば笑いが起こるわけではなく


ザコシシショウは極めて純粋な気持ちで全身全霊をかけて邪念なく、自分の世界観をネタに打ち込み、そしてやりぬくのです。



彼はただ、自分を世界にぶつけているだけなのです。


別に頭がおかしいと思われようが、やばいやつだと思われようが、自分は自分だ、と肝が座っているのだと思います。


結果を気にして人にどう思われるかを気にして、自分の言いたいことも飲み込んで溜め込んで神経すり減らして、自分だって本当はキチガイなのに、自分だって本当は「殺す!!」って叫びたいのに、それをひた隠して周りに合わせた結果、精神を患ってしまった人たちにとって、


ザコシショウの存在は、彼らの鬱憤を晴らしてくれるような、単純明快な芸で、後先も考えず、伏線も張らず、


ただスタートしたら止まることなく、自分が面白いと思ったことを自分が面白いと思ったようにやりぬく、というスタイルで多くの人の感情に訴えているのだと思います。



これは予想なのですが、彼のようなエネルギーの塊芸は多くの人の命を日々救っていると思います。


まあ、彼だけではなく多くの芸人さんは知らず知らずのうちに、多くの人の自殺願望に待ったをかけていると思いますが。



日本人は思いつめる人が多いですから、お笑いの需要は本当に高いと思いますし、日本の笑いのレベルはかなり高いと思います。


アメリカに留学とか武者修行もいいかもしれませんが、世界中のコメディアンが日本に修行に来るのもありだと思います。



話が少しそれてしまいましたが、ザコシショウの笑いは世間擦れした精神を癒してくれるような、子供のときの友達と笑い転げているときのような、忘れていた何かを思い出させてくれる、生きる活力を与えてくれるような笑いである、ということを書きたかったのであります。


お読みいただきありがとうございました。



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    2019年12月16日月曜日

    浮気する前に既婚者男性に見て欲しい動画を作りました。(動画あり)

    こんにちは、ぽんたです。

    最近、夫に「君はあんまり夜が積極的じゃなくて物足りない」的なことを言われました。

    「いやいや、あんたが皿洗いしてお茶入れてくれたら私は夜疲れないよ」と言いましたところ、


    それから夫は今の所、ほぼほぼ毎日皿を洗ってくれています。か、可愛い、、、笑。(そんなに物足りなかったのか!?)



    ただでさえ、何も言わずにゴミ出し行ってくれるし、休日掃除もしてくれる良い夫なのですが、皿洗いまでしてくれるようになってしまいました、、、



    私は、、、買い出し行って夕飯を作るだけ、、、洗濯は洗濯機がないので各自、、、お掃除は苦手、、、片付けも苦手、、、


    ま、我々の生活は彼の給料では足りず、私のなけなしの貯金を切り崩しているので、これでよしとしよう!


    そして、夜の頻度も増えたのでよしとしよう!




    そんなことからですね、もしかして多くの夫婦はこんな感じですれ違っていって食い違っていってセックスレスになっていって、そして夫が他に女作っちゃうのではないか、とうっすら感じたので


    このような動画を作ってみました!

    その名も、、、浮気する前にみて欲しい既婚者男性に言いたいこと


    要は旦那さん達、夫婦の仲がよくなるようにどんな努力してますか、っていう話です。


    夫婦仲は男性の手腕にもかかっていますので、まあ女性の力量にもかかっていますが、、、お互いに直接思いやりを表現することが必要だと思います。


    浮気して、不倫して家庭崩壊して寂しい老後になるよりも、今ある家族を大切にして良い関係を築けていれば、浮気なんてする必要がない、という話なのです。ぜひ動画を
    チェックしていただければと思います。



    まあ、私も昨日なんか夫に2時間近く全身くまなくマッサージしたので、余裕があるときに、こちらから出血大サービスをたまーにするのも大切な気もします。


    (マッサージのあと、血流がよくなったみたいで、自分のブツが何だか太くなった、と 驚いていました。笑。腸腰筋周りもほぐしたのでね、ブツ周りの血流がよくなったみたいです。)


    夫は自転車トライアルの競技をやっているくせに自分であまり体のメンテテナンスしないので


    いつも膝が痛かったりお尻が痛かったりしてます。


    まあ、職業病って言っちゃあそれなんですがね。


    なので、ショーの仕事の前に一丁メンテナンスしたのであります。


    そんなこんなでぜひぽんたが作成した動画をチェックしてみてください!


    そしてぜひチャンネル登録の方もよろしくお願い致します!

    では!



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    2019年12月13日金曜日

    ロシア語講座!ロシア語圏で人種差別的な表現に出会ったときの言い返し方「黙れ、人種差別主義者」(動画あり)

    こんにちは、ぽんたです。


    この間、久しぶりにお気に入りのトルコで買ったスカートをはいてお出かけしたら、からかわれたり嘲笑されたりしたので、(まあ確かに上に長めのコート羽織っちゃったから変だったことは確かだけど)


    モルドバってすげー遅れてるなーって思ったのと同時に、


    悲しくもあったのでこんな動画を作ってみました!



    物珍しい格好+アジア顔+1人=格好の餌食inモルドバです。

    悲しいけど、モルドバは国全体で横浜市くらいの人口しかいなく、しかも海もなければさほど外国と交易がある国でもない、庶民に金もない、ので、首都キシナウ市でも村のようなところです。

    中世ヨーロッパってこんな感じだったんだろうか、とタイムスリップした感覚を味わえます。


    道をあるけば私でも知り合いに遭遇するほどで、みんな同じような格好をしています。


    新しいもの、見たことないものは異質、変とみなされ、他にすることがないのでそこに一斉に漬け込んで馬鹿にしてきます。


    でももちろんみんながみんなそういう人間ではないです。

    素晴らしい人も素敵な人もフレンドリーな人もたくさんいます。


    ただ、村から出てきたような男性30歳前後、そして、キシナウ市出身でもティーンエイジャーの若者たちの多くは完全に馬鹿にしてきます。


    気にしないようにしてみるものの、やはり心は泣いています。


    どうしたらそういう人たちが減るのかは、わかりませんが、モルドバでは当分無理かなー。小学校の時のお友達にバラエティさがないと、そうなってしまうのかなぁとも思います。


    なので、私は子供はモルドバでは生まないことに決めています。


    こんなところで私の子供を育ててなるものか、という闘志には燃えています。


    まあ、そもそもその段階にないので、躍起になっても仕方がないのですが、、、金銭的にも私の仕事的にもね、、、



    話を戻すと、嫌なことしてくる人は、ほんの1部です。(でもそのほんの1部のダメージがでかいんだよなあああ)


    コーヒー屋のお姉さんとか、スーパーでパン焼いてるお姉さんとかバイブス絶対合うなって人もちらほら見かけますし、


    化粧やさんのおばちゃんも、八百屋のおばちゃんも優しいです。ミニバスの運転手さんも優しいです。


    ちなみに、その日、知り合ったプロのメイクさんにメイクを施してもらったのですが、ちょっとヨーロッパ顔に近づいた私は何人かわからなくなったようで、メイクありの時に人種差別的な目や言葉をかけてくる人はいませんでした。


    (今はクリスマスなので、お祭り気分で田舎から出てきている変な若者が多いのでどっちにしろ嫌な気持ちになりましたが。)



    なので、やはり、馬鹿にしてくる人の人種差別的な意識に関わっているのだと思います。



    夫は自転車トライアルというスポーツをやっている人なのですが、道端で練習するとき、ヨーロッパの人とは異なるモルドバ人の反応、にかれこれ13年も悲しい気持ちになっているらしく、


    珍しく「君の気持ちわかる」ってなっていました。


    いやーもう、早く出よう、モルドバ。


    そんなこんなで夫から教わった、人種差別的な発言、行為をされたときの言い返し方を動画でまとめてみました。

    もう一度はっつけておきます。



    ただし発言は自己責任で!部屋で1人のときに言うのもすっきりしますよ!

    そしてチャンネル登録もぜひよろしくお願い致します!では!


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    2019年12月11日水曜日

    海外旅行!EU非加盟国東ヨーロッパのはずれモルドバで国際免許証は使えるのか

    こんにちは、ぽんたです。
    今日はモルドバでの運転免許証事情について触れていきたいと思います。



    ずばりモルドバでは日本で発行される国際免許証では運転できません。




    何故だかは詳しく知りませんが、仮に運転できたとしても運転しない方が良いほどモルドバの人々の運転の仕方はめちゃくちゃです。




    まず、無免許運転者が多くいます。みなさんこんな国で運転したいですか?



    そして、教習所に通わず、もしくは通ったものの試験に受らず、免許をお金で買った輩も多数います。



    交通ルールもろくに知らないで運転している国で、運転したくないですよね?




    なので、日本で発行された国際免許証が使えないのは、大正解だと思います。おそらく、モルドバ政府が許可しなかったのではなく、国際社会がモルドバで運転することを自国民の安全のために認めなかったのだと私は勝手に思っています。




    交通ルールが守れないドライバーが多数なのに加え、キシナウ市の交通システムが自身のキャパを超えているといった印象も受けます。




    他の投稿にも書きましたが、救急車が来ても避けませんし、3車線のはずなのに5車線みたいになってたり、スムーズなシステムのはずの環状交差点もわけのわからないことになっています。



    それでもモルドバで運転したいという人は、モルドバの自動車教習所に通う必要があります。授業は、ロシア語かルーマニア語が選べるみたいです。ヨーロッパで免許取った方なら大丈夫かもしれませんが、詳しくはわかりません。



    2〜3ヶ月座学があり、ほぼ同時進行で実習が行われます。教習所で交通ルールと実技の試験があり、それらに合格すると警察署か公的な場所でさらに交通ルールと実技の試験を受けるという流れのようです。



    交通ルールのテストは日本のマルバツ式ではなく、問題文があって3択か4択の選択式なので、これに関してはとてもわかりやすい良いシステムだと思います。



    日本の問題文は場合分けがまずなされてなくて、複数の解釈ができるような問題文なので、相当文章能力が劣る人物が問題文考えているんだろうな、と推測しています。なので、問題の形式は悪くないですね、モルドバは。こんな感じです。↓

    モルドバでの免許試験問題



    モルドバでの免許試験問題2



    モルドバでの免許試験問題3


    ただ、日本のよう警察署に都合の良い日時に試験を受けにいくのではなく、予約してその日時に仕事を休んで行く、という感じで



    一発合格というのは稀で、またお金を払って予約して再び受けるか、大金を払って免許が買えるツテを探す、ということで、便利なんだか不便なんだかはわかりません。ここでは金が全てを解決します。



    しかも予約は1ヶ月先、2ヶ月先は当たり前です。




    あまり規模に見合ったシステムで動いていないのがこの国の特徴みたいです。




    はい、モルドバの免許事情について書いてみました。
    こんな国なので、モルドバにお越しの際はお気をつけてお越しください。
    では!



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    2019年12月8日日曜日

    顎マッサージをしたらお尻の深層部の痛みが軽減した話(動画あり)


    こんにちは、ぽんたです。

    自身の経験からこんな動画を作ってみました。





    せっかく作成したので、ぜひ動画で見ていただきたいのですが、


    ものすごくかいつまんで説明すると


    咬筋と顎二腹筋をほぐしたら、歯ぎしりがなくなり、臀部の内閉鎖筋の痛みが大幅に軽減した、ということを言っています。


    そして、そのことを裏付けるような資料があって、




    それが、こちらのアナトミー・トレイン第3版 徒手運動療法のための筋筋膜経線 [ トーマス・W.メイヤーズ ]なのですが、骨格の解剖図鑑を探してたらこの本に出会ったんですけど、



    私が信じていることをさらに詳しく説明している本でして、結構分厚いのですけれども、この本に出会った時は興奮しました。


    日本語に訳してくれて本当にありがたいと思う本であります。



    筋肉は筋膜によってつながっていて、その筋膜でひとくくりにされた筋肉のつながりをアナトミー・トレインとし、そして人間の骨格は12本のアナトミー・トレインによって構成されていますよ、ということが書かれています。



    私の動画でも紹介したように、咬筋と顎二腹筋は内閉鎖筋(深層外旋六筋の内の一つ。深層外旋六筋で有名なのは梨状筋かな?その仲間です。)は同じディープ・フロント・ラインというアナトミートレイン上に存在するので、



    顎をマッサージしたら臀部の痛みが軽減した、という結果に至ったのではないか、ということですね。



    もし同じような悩みを抱えている人へ向けて少しでも解決の糸口になればいいなあ、と思って作成した動画なので、是非ご覧ください。




    そして、チャンネル登録もよろしくお願いします!

    それでは今日はこの辺で。




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    2019年12月7日土曜日

    モルドバ人夫との夫婦水入らずキシナウ生活日記その8「姑とのガールズトークと旧ソ連の男たち」

    こんにちは、ぽんたです。

    今日はドイツでのクリスマスの仕事のリハーサルのようなものをしに、夫の仕事場に朝行ってきました。 


    夫は仕事の合い間の時間を縫って、仕事場に転がっていたすのこや板を使って自分のナンバーに必要な大道具をこしらえていました。


    結構揺れてスリリングですが、即席にしては出来が良く、嫁として良い夫をもらったな、と思いました。



    週末は、夫の実家に分厚いものを洗濯するために行き(我が家には洗濯機がないので。)
    その間に、特に何もすることがないので街をぶらぶら散歩するのが恒例なのですが、今日もそんな感じでした。


    唯一違ったのは、洗濯物を取りに行った時に久しぶりに姑に会ったことです。

    姑はだいぶ痩せて(といってもまだまだふくよか)顔の輪郭がわかるようになっていました。

    今まで張っていたものがしぼんだので、少し老けたようにも見えてしまいますが、同じ孤独を共有できる男友達も家にいるで、前よりも気持ちは若返ったようにも見えます。


    やはり、男と女は面白いなあ、と姑を見ていると思います。


    姑が痩せた原因はアメリカ在住のロシア人のフィアンセが彼のフェイスブックの写真に他の女性と一緒に写っているものを載せたからだそうで、


    そんなに何も喉を通らなくなるくらい思っていた相手だとは思ってもみなかったので(ただマイアミに住んで良い暮らしをするための足がかりにしているだけだと思っていた。)


    姑のいうことが本当ならば、乙女だなあ、と思いました。


    そのフィアンセとその女性は彼が奥さんを亡くしたあと割とすぐに何らかの関係が始まっていたそうなのですが、その上で姑との縁談を進めていたそうで、まあ、ろくでもない男に大金を持たせると、まあ、ろくなことにならないのだなあ、と思います。


    もしくは、ロクでもない男は、ロクでもないやり方で成り上がり、大金を掴み取るのでしょうか、


    まあ、女性にもいますが、、、。まあ、彼らのやりたいようにやらせておきましょう。


    私は、「でも、高い指輪はまだあるんでしょう?」と、「じゃあ、十分じゃない。」と言いまして、

    姑も、「そうなの、今度いくらになるか見てもらおうと思ってるの。」と言う感じでした。


    姑の仕事は我々夫婦よりも順調で、今度イスラエルにベビーシッターをしに出稼ぎにいってくるそうです。


    家にいるおじさんも、一人モンの寂しいもの同士くっついている割にはやんわりとおおらかでユーモアのあるおじちゃんとくっついていて、息子のビールに手を伸ばす姑の手から「これは(夫の名前)にあげたやつでしょ。」と、何度もビールを遠ざけたり、

    セーターやタオルを私に持たせる姑に、

    「そのまま持たせてどうするのよ、袋あげなさいよ。」など、まるで小さい女の子をフォローするお父さんのようで、なかなか良いコンビじゃないか、と思ったのでした。



    亀の甲より年の功とは、よく言ったもので、そのおじちゃんも、まるで俺んちに来たかのような落ち着きっぷりで、気を使ってそわそわされるより、逆にこのおじちゃん家に来たかのような錯覚さえ覚えさせられる方がこちらも接しやすいな、ということがわかりました。


    まあ、これはその人の人格によるのでしょうけれど、最後にはちゃんとおじちゃんから私の夫に何か伝えていて夫の方から手を差し出して握手していたので、ソ連崩壊など、激動の時代を生き抜いてきた男たちは心の器がでかいなあ、と思った夜なのでした。



    ともあれ私の人生も面白いけど姑の人生も面白い。一緒にいるとものすごく心労する人だけど、たまに会うと勝手にいろいろ喋るから近辺の人間の近況もわかるので、まあ今の距離が良い感じかなあ、という感じです。


    今日はこの辺で。お読みいただきありがとうございました。



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    2019年12月4日水曜日

    モルドバ人夫との夫婦水入らずキシナウ生活日記その7「救急車から見るモルドバンメンタリティー」

    こんにちは、ぽんたです。


    モルドバ産の野菜や果物は、味が濃く、甘みもあり美味しいです。でもほとんどはヨーロッパやロシアに流れちゃうみたいで、私たちのところには綺麗で形が良いものはあまり残されていない感じがします。


    でも、味は美味しいのでモルドバさんのものがある時は、極力そちらを選びます。でもスーパーに並ぶのはトルコ産が多いのですが、、、。


    今もぶどうを美味しくいただいています。


    今日はトレーニングに行ってきました。一つの技が初めてできるようになって、すごく嬉しかったです。


    でも、トレーニングの前に、嫌な気持ちになりました。それは、キシナウ市の中心にある、一番大きな道路でよく見る光景なのですが。


    何かというと、その道路は車の通りが多く、仕事終わりの時間は特に渋滞になるのですが、救急車がきても、ドラバーが避けない、横断歩道は人は渡り続ける、という醜態が繰り広げられるからです。


    この光景を10分の間に3回見ました。(知人がこの時の私を見かけたらしく、私の夫に「超不機嫌なぽんた見かけたよー」とメッセージしてました。笑)


    シュテファン・シェル・マーレ通りは3車線ずつあり、頻繁に救急車が走るのですがいつもドライバーは避けません。


    モルドバでは、無免許で運転している人、試験を受けずに自動車学校にも行かずに免許を買った人、自動車学校に行ったけど試験に受からずに免許を買った人たちがゴロゴロ運転をしています。


    先月だったか、無免許運転の女性がトロリーバスに勢いよく突っ込み乗客2人が死亡した事故が置きました。


    それでもその女性の近親者が大金持ちの政治に影響力のある人物だったので、お咎めなし。今もなおその人を殺めた女性は悠々と自動車を運転している現実がここモルドバにはあるのです。



    仮に、救急車が走っている車線のドライバーが避けようとしたとします。でも、隣の車線の自動車がどかない限り、その車線のドライバーも避けられません。


    それならば、両方向の全ての車線の車が半分でも端へ、隣車線へよければ、ど真ん中1台分空くはずです。


    自分のいる車線じゃないから知らん顔ではなく、渋滞していて身動きできないから知らん顔ではなく、率先してその道路にいる全員で行動しなければならないと思うのです。


    もしかしたらその救急車に乗っているのは自分のお父さん、お母さんかもしれないわけで、はたまた、自分が急患になる可能性だってあるわけです。


    そして、歩行者も、自分は長々と横断歩道が青になるのを待っていたからと言って救急車に横断歩道で停まらせてはなりません。彼らは一刻を争っているのですから。



    というわけで、今日はモルドバの救急車事情に関してでした。

    モルドバにお越しの際は、怪我や病気など、救急車にお世話にならなようにお気をつけください。無免許運転も多いので、信号だけを信じずに必ず自分で安全を確認するようにしてください。


    それでは今日はこの辺で。



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    2019年12月3日火曜日

    モルドバ人夫との夫婦水入らずキシナウ生活日記その6「おっさんよ、酒に負けるな」

    こんにちは、ぽんたです。


    今日の夕飯はこんな感じでした。



    カトゥレットと、蕎麦の実を炊いたものです。
    ちなみに、両方ともレシピで紹介しているので、ご興味のある方はどうぞこちらから↙︎

    旧ソ連出身姑直伝!カトゥレット(ロシアのハンバーグ)のレシピ

    栄養満点!蕎麦の実の炊き方レシピ



    さて、私たちのアパートは、大家さんちの敷地内に、大家さんが立てた2階立ての建物にある3部屋のうちの一部屋です。台所のある部屋と、小さな寝室、トイレとシャワーの部屋、という間取りです。



    ちなみに大家さん(奥さんの方)は度々、職場で余った牛乳を持ってきてくれます。



    私たちの今住んでいるチオカナという地域は、キシナウ市の中心からは少し離れており、比較的新しく開発された地域なので、住んでいる人はおそらく郊外から仕事を求めて来た人が多い印象があります。



    とりわけ、我々の住んでいるアパートがある区域は、仕事終わりの時間、週末はアル中と見られるおじさんたちがそこらでたむろしています。



    ここらには、娯楽がお酒以外にないのです。



    最も、他の娯楽にかけれるお金なんて庶民にはないので、安価な酒で日々の憂いを紛らわす他ないのが現状のように思います。



    隣人のお部屋も、そういう人たちのたまり場になるようで、週末は結構夜遅くまで騒がしいです。



    そして、郊外から来た人は、ルーマニア語が主なようで、ロシア語が通じなかったり、ロシア語がしゃべれない人たちも多い印象です。



    昨日は暗闇の中、そんなロシア語しゃべれないアル中のおじさんに長々と引き止められてしまい、ちょっとこわかったです。



    結局そのおじさんは金を貸して欲しかったみたいなのですが、まず、おまえ誰やねん。



    一体どうやって知らんおっさんを信用して金渡せるでしょうか。



    そして我々の生活はたとえ小さい金額でも金を貸せるだけの余裕が経済的にも気持ち的にもありません。



    私自身友人に貸した金、夫の姉に貸した金はまだ返してもらえてないし、自分たちの生活がかつかつな時に見ず知らずのおっさんに金をせがまれ私は超絶気分を害しました。



    しかし私よりロシア語しゃべれない人モルドバ人でいるんだーという発見になったのは確かでした。まあ、私のルーマニア語は市場で買い物が精一杯なのですけれども。



    「番号が、ごにょごにょ」「は?電話借りたいんですか?」「あなたはお願いします」「は?私があなたにお願いするんですか?何を?」みたいなやり取りが続き、結構時間も取られるし、怖いし、まず夫以外の男性と、しかも清潔感ゼロな奴と話しているだけでストレスなのに、最終的に金が欲しいのかよ!という感じでした。



    でもまあ、「残念ですけど、生活が厳しいので無理です」と、ちゃんとした言葉で言えた時は、私も学んだな、頑張ったな、と思いました。(ブチ切れちゃうことが多いので)




    今日はこの辺で。




    本日もお読みいただきありがとうございました。


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    2019年12月1日日曜日

    モルドバ人夫との夫婦水入らずキシナウ生活日記その5「夫、生理前の嫁と男の影ちらつく実母の間になる」

    こんにちは、ぽんたです。
    昨日は生理前特有の気分の落ち込みと、夫の何気ない一言が引き金になり、喧嘩というか、夫に説教したというか、、、。


    仲直りもしたので、夕飯はラ・プラチンテと言うファミレスみたいなところに行きました。


    頼んだのはこちら


    カッテージチーズのプラチンテと


    トルコでもおなじみサルマのキャベツ版と


    ママリガのプレートです。

    お腹いっぱいになったし、普段溜まっていることも話せたので総じて良き日になりました。



    毎月生理前になると喧嘩します。生理前は本当に小さいことでテンションが急転落して自分でもなかなかコントロールが効かず、困っています。



    まあ、そういったところも含めて受け止めてくれる夫には感謝ですね。彼の生い立ちはちょっと複雑だけど、だからこそ肝が座ったところもあるので、彼のお父さんお母さんにも感謝です。



    普通の男は支えられず逃げるような性格なので私は。。。



    ただ、本当に、今日明日で他人は変えられません。


    と言うか、あれだけ言っても、本当に具体的に的確に指示を出さなければ男の人はわからない、気づかないのかな、とも思います。



    まあ、それくらいでちょうどいいのかもしれません。なんせ私が傷つきやすいのに細かくなおかつガキ大将みたいな難解な性格をしているので、いちいち私の意見を理解して取り入れて変わっていくような人は3ヶ月で疲れていきなりバッサリ出ていってしまうことでしょう。



    私が、その都度何してほしいかを具体的にお願いしてやってもらって、ありがとうって言えばいいのだ、と改めて確認した日でございました。



    さて、今日は日曜日。街に出てお散歩してきました。



    最近稀になってきた青空でしたが、寒いです。


    なので、自転車は断念し、トロリーバスで街へ出かけました。



    街では、影すぎてわかりにくいですがクリスマスツリーが飾られ始めています。



    ルーマニアになりたい人々と思われる集会が英雄シュテファンの像の前で開かれており、警察も周りでセキュリティに入っていました。


    具体的に何していたのかはよくわかりません。



    遅めのランチをスターケバブでとりました。




    我々夫婦はケバブはピリ辛じゃないと嫌なので、いつも、ペッパーの漬物を多めにって言います。それでもバイトの兄ちゃんたちは覚えてなかったりして結局辛くなかったりすることも多いですが、今日はちゃんと辛かったです!



    夕飯は、適当にスパゲッティを茹でてちょっとソース作ってチーズふって、あとはサラダでビタミンとるっていう感じでした。



    そうそう私たちの部屋には洗濯機がないので、週末分厚いものを洗うのに夫の実家の洗濯機を洗いに行くのですが、洗濯物とりに行ったら知らないおっさんが実家にいました。



    姑のボーイフレンドかな?と言うか、、、早くない?(詳しくは、長いけど、こちらの日記シリーズから→姑と夫の実家で同居していたときの私の闇日記シリーズまとめ)姑、あの風姿で、男が絶えないってすごいな。(超失礼)しかし遭遇した私の夫のメンタルがちょっと心配。



    何も言わないけど、この人本当に悲しいことはなかなか打ち明けないタイプだからなぁ。



    あんまり詮索はしませんでしたが、ちょっと面白くなってきた!とも思ってしまう隠れゴシップ好きの嫁なのでした。



    まあ、まだボーイフレンドって明らかになったわけではなし、護身用に置いてるのかもしれないし、、、


    そんなこんなで今日はこの辺で。


    本日もお読みいただきありがとうございました。


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