2020年9月5日土曜日

少しずつ動き出してます。コロナ禍のブラジルはフォルタレザから。2020年9月5日近況報告。

 


こんにちは、ぽんたです。

最近は雨が少ないフォルタレザ



最近はブログ更新へのモチベーションがなく、全く更新できていませんでしたので再び近況報告をしたいと思います。



今いるサーカスはちょっとずつ動き出している感じがありまして、



先週金曜日は、テレビのインタビュー取材になんと我々夫婦がちょろっと応じる羽目になり、



ポルトガル語は3歳児以下なので英語でとってんかってんコロナ禍のサーカスの惨状を話し、




取材している側の欲しい言葉を割とすぐ言ったので、すぐに解放されました。




久しぶりにまともに人と会話して自分たちの話に耳を傾けてくれる人が来た、と思ったら、逆にこっちが名残惜しく感じるくらいあっさり終わり、まあテレビってこんなもんだろうなぁ、、、と思いました。




取材側の思い描く編集があったようで、まあ、それと我々が訴えたいことが一致していたのでよしとしましょう。我々の尺なんてどうせ20秒もないのでしょうから。




眉毛ぼうぼう肌荒れマックスのすっぴんでしたが、マスクしてたのでよしとしましょう。




ちなみにここ2ヶ月くらい肌荒れが治りません。熱いシャワーがないのもあるのでしょうか。筋肉のためにもやはりシャワーはあたたかいほうがいいんですけど、このサーカスにそんなホスピタリティはありません。




そしてその日は日曜日にあるドライブインショーのためのステージを見に向かいにあるイベントセンターに行き、いろいろ日曜日のための質問をしてそのまま帰ってきた矢先、ピエロが車で迎えに来ました。




結局、照明確認をするためだったらしいのですが、ポルトガル語でパラパラ説明をされ訳も分からず連れて行かれ、さっきなんで誰も説明しないわけ?とも思いつつ、まあこのサーカスにプロフェッショナルを求めるのがそもそも間違えていたんだった、とも思いつつやり過ごしました。



フィナーレの練習はするのか、と聞くとまた早口のポルトガル語で言われ、掴んだ情報は翌日に行われるということでした。




そして土曜日、なんかサーカスの前でバンドミュージシャンたちがステージの設営をしていて、場所を貸したんだなぁ、くらいにしか思っていなくて




フィナーレ練は何時にするのかを知らなくてはいけないので、通りかかったケニア人アクロバットに聞くと、情報が入り次第教えてくれるとのことで、




少ししたら、5時から通りを挟んで向こう側のイベントセンターで行われるということでした。




フィナーレのみならず、衣装付きの通しリハみたいなことだったので




それを信じて準備していざ歩いていくぞ、というときにピエロが確認しに来ました。あ、今からイベントセンター行くよーって適当に返事してたら




結局、サーカスの前のミュージシャンと一緒にショーをやるということでした。それがショー開始の15分前。





メイクもしなきゃだし、ウォーミングアップもしなきゃだし、なによりなんで私たちにきちんとした情報を毎回与えないのだろう、という怒りと悲しみに打ちひしがれ、私は雑なメイクをし衣装を着て再び現場にいったものの、





打ち合わせも何も説明を受けておらず、そこには誰も説明してくれる人もおらず、どうしたらいいかわからず悲しみと憎しみがこみ上げてきてしまったので、




そのままキャラバンに戻り、ブチ切れ怒鳴り散らしてそのあとは泣きながらこのサーカスTシャツを引きちぎって切り刻んで、あとは紙に怒り文句を書いてそれを燃やしていました。




夫はメイクもしませんし衣装も持っていたのでその場で着替えて既にどこかで待機しており、適当にやり過ごしてくれたのでただのアシスタントの私が不在でも別に何も支障はありませんでした。



ただただ、夫が酷使されていると思い込みこのサーカスのオーガナイズの酷さホスピタリティのなさに恨みつらみを募らせ、一人闇の世界へどっぷりつかっていた夜なのでした。



結局そのショーはこのサーカスのユーチューブのライブ配信だったらしく、それすらも知らされていないって何?という感じでした。ちょうど同じ頃、ガクト様も同じゆな理由でMステ出演辞退なさっていて、あ、私、ガクト様気質なんだわ、と思いました。




親切に知らせてくれたケニア人アクロバットもおそらくポルトガル語でペラペラっと説明されただけでよく理解できなかったのでしょう。




ポルトガル語しかできないないんなら外国人アーティストをそもそも招待する資格はないと思います。




アーティストの仕事はポルトガル語を勉強することではありません。




それでも私がちょろっと勉強したのはあまりにも不便なのと、相手に歩み寄る姿勢を見せるためのもはやただのパフォーマンスです。




最初はローカルな人たちと仲良くなりたい、ということもありましたが、このサーカスにいる人たちは、対してプロフェッショナルでもないのにスーパースターだと思い込んでおり、別にポルトガル語を学んでも得られるものはそんなにありませんでした。




カフェでコーヒーを頼むのが楽になったくらいです。




そして私が片言のポルトガル語を話し始めたからといって、私がポルトガル語を理解しているということにはなりません。



私が片言でポルトガル語で意思表示を始めると、ここにいる人は途端に普段の速度でポルトガル語を話し始めますが、想像力がないんだなぁ、と思います。




心の中では、あんたが英語もロシア語もトルコ語も日本語もわかんないからちょろっとポルトガル語勉強してやったんだよ、ゆっくりしゃべれ、、、って思ってます。歩み寄ったんだから、歩み寄ってくれって思います。




まあ、自分たちの言語が一番美しく気高いのでしょう。自分たちの言語を相手が学ぶべき、という感じなのでしょうね。ま、そりゃそうですよね。




ちなみに適当にやり過ごしたこんだけ人の良さそうに見える夫でさえこのサーカスにはもう嫌気がさしており、働くモチベーションはありません。



ただ、自身のプライドや目の前にいるお客さんのためにやるって感じです。つまりこのサーカス、、、相当、、、。



そして日曜日、ドライブインショーでした。前日私の剣幕を何人かは目撃しているので、結構気を使われている感じでしたが、



私はもうどう思われてもいいので、あ、この人はいい人だな、と思っている人にだけちゃんと接して、あとは自分の準備に頭がいっぱいというフリをして視野から除外していました。



まあ諸々ショーに関しても書きたいことはありますが、割愛。



一つだけ、車に向かってパフォーマンスするのは、最初は無観客の感覚に近いです。訳がわか
りません。



ライブ配信の時は、取れ高みたいなのを気にしてこっちのカメラを気にしてこっちのカメラを気にして、、、




とちょっと遊びがあったのですが、ドライブインは、大画面に映すカメラはいるし、観客の入った車もあるし、しかも野外で平坦な駐車場なので結構発するエネルギーは跳ね返ることなく、篭ることなく行きっぱなしで




アシスタントだけですけれども、一応夫のやることを盛り上げ隊なので、(応援団長みたいな感じ?)終わった後どっと疲れました。




ただ、クラクションというお客からのリアクションがリアルタイムであるので、それには救われました。車がピーピー興奮している、あ、車、喜んでんだな。みたいな感じです。



はい、そんなこんなで明日もドライブインショーやるみたいです。



その情報も、我々はこのサーカスのインスタグラムの投稿から知るという、、、



組織力皆無なサーカス、、、組織力もなけりゃ人情味もない。うーん。生き残れるといいですね、今後。



我々は、電気代、水道代を請求されてませんが、もう何回も無料でショーやらされているので、はっきり言ってこのサーカスにもうなんの未練もありません。



でも冬のドイツでの契約もコロナのためになくなっちまった。。。



それでは今日はこの辺で。




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