2021年2月10日水曜日

在英日本大使館で10年パスポートを更新してみた記録

在英日本大使館で10年パスポートを更新してみた記録


こんにちは、ぽんたです。


パスポートの期限の残りが1年未満になったので、在英日本大使館で10年用のパスポートの更新をしてきました。

更新の仕方等は在英日本大使館の旅券のページをご参照いただければわかると思いますが、幾つか私が実際に大使館に問い合わせた内容、そしていただいた返答等を交えつつどんな流れで申請して、そしてどんな流れで受け取ったのかの記録をしていきたいと思います。

結構闇な歴史を持つのね、ロンドンタワー




目次




私が大使館に問い合わせた内容と、その返答

在英日本大使館の旅券のページに掲載されている英国滞在許可証印のある旅券という部分で、e-passportのゲートに通されて入国スタンプを押されることなく入国してしまった私は、旅券の申請ができるのか疑問に思いました。


モルドバだと1ヶ月かかるし、いろんな都合的に英国で今したかったのでダメ元で問い合わせてみると、窓口で短期滞在者であることを告げれば大丈夫ですよ、とのことでした。

用意した書類

私は本籍地がきちんとかけましたので、戸籍謄本やらは不要、そして短期滞在者ですので英国の滞在許可証も不要、そのためパスポートと、パスポート用の写真と、大使館に置いてある申請用紙を予約を取った時に記入して申請できました。



皆さんは、在英日本大使館の旅券のページを読んで、各々に合った情報を得てください。
パスポート用の証明写真はphoto-meという証明写真用の機械で撮りました。



その機械は家の近くの大きめのtesco(スーパーマーケット)にありました。6ユーロでクレジットカードでも支払いができました。ちょっと写真屋さんのものよりかは鮮明さにはかけますが、ロックダウン中で写真屋さんも開いてませんし、安上がりなのでまあ、よしとします。



でも、この写真と10年もやっていくからなぁ、、と思うと、ちょっと照明が足りなかった感じがします。



申請書は、ダウンロードでもできるのかもしれないですけれども、私は割とアナログなので大使館に行った時に例を見ながら記入しました。

オンライン予約

現在、在英日本大使館は新型コロナウイルスの影響もあるためか、事前にオンラインで予約しなければなりません。ここに、オンライン予約のリンクを貼っておきます。


このフォームの案内に従って予約を取ります。申請か、受領かを選択し、日時を選択して完了完了、、、としていくと、予約番号が表示されます。個人情報は何も必要ありません。



この予約番号は来館時に警備員さんにも入り口で案内してくれるお姉さんにも提示し、さらに窓口でも提示する必要があります。



番号を紙に控えても大丈夫ですが、スクリーンショットが便利だと思います。日時と番号を大使館の人たちは確認していました。

申請の流れ

予約の時間になったら大使館に行き、セキュリティチェックで予約番号を提示し、金属はセキュリティチェックのベルトコンベアに通して金属探知機を通ります。


パスポートも申請の時は見せたかな、、、でも受理の時はパスポートがないので、申請時に窓口でもらった紙を提示すれば大丈夫と、その紙に書いてありました。



そして銀行や郵便局のように番号札を取らなければならないのですが、申請書をまだ記入してない場合は、申請所を記入してから番号札を取ってください、との指示があります。



私が申請しに行った時は、私一人しかいませんでした。申請書を記入して、番号札を取って、番号が呼ばれるのを待ちます。



窓口では、日本人のお姉さんが対応してくれました。短期滞在者であることを告げ、だいたいいつ頃までの滞在を予定しているかを告げました。



日本の住所の他に今現在のロンドンでの滞在先の住所と連絡のつく電話番号を聞かれたので、夫の電話番号を同じ申請書の空いている箇所に記入しました。メールアドレスも記入しました。



受理できるのは、1週間後です。遠方からの方へは特別な措置があるそうで、それについては在英日本大使館の旅券のページをご確認ください。



申請手続きが一通り終わると、何日以降に取りに来てください、という紙をもらいます。そこに受理する際に支払う金額もメモされてきます。支払いは現金で、受理するときに払いました。

受理

受理する時もオンライン予約が必要です。受理の時間帯は3時45分以降のようでした。昼前までが申請みたいです。オンライン予約のリンクはこちらから。


受理の時はパスポートが手元にないので、それ以外の身分証明書がない場合は申請のときにもらった紙を予約番号と一緒に提示して大丈夫でした。



受理の時の警備員さんがちょろっと日本語で照れながらやり取りをしてくれてとても癒されました。可愛かったです。申請の時はぶっきらぼうな人でしたが、まあそれも警備員さんらしいって言っちゃあ、らしいですよね。



受理の時は人が多く、時間帯がそういう時間帯だからかもしれませんが、ディズニーランドのチケット売り場みたいなところでもう一度お姉さんに予約番号を確認されました。



番号札を取って、呼ばれたら窓口で予約番号と日時を確認され、名前を告げると出来上がったパスポートを持ってきてくれます。



画面でICチップに入っている情報を確認し、受理しましたという紙面を記入して、お金を払って無事終了です。



私は申請時に古いパスポートも欲しいと告げていました、が、言わなくてもくれるのかな?



新しいパスポートはデザインがパワーアップしており、日本人に生まれたことを本当に誇りに思うくらい素晴らしいものになっています。査証のページの背景が全て違うんです。冨嶽三十六景の作品がずらずらと並んでいるのです。



ものすごく美しく胸を打たれました。これは入国審査で是非とも世界各地の審査官にお披露目したいのに、英国では日本のパスポートはエレクトロの入り口へ通される。。。



でもなぜここまでしたのでしょうか、、、偽造パスポートが増えているのでしょうか?でもまあともあれ文化的なパスポートが持てて幸せなのであります。




おまけーーーーーーーーーーーーー

ちょろっと大使館の人に質問してみたことと、その返答をみなさまにもシェアしておきます。

質問:厚生労働省によると、英国(のみではないですが)からの帰国者は3日間の指定場所での待機しなければならないということですが、指定の場所というのは調べて前もって予約した方が良いのか、それとも空港でその場で案内されるのでしょうか。


大使館のお姉さんの答え:厚生労働省にお問い合わせいただくのが一番ですが、大使館側がもっている情報としては、その時々の人数によって待機場所が流動的に変わるので、前もって知ることはできず、空港で係りの人から案内、指定されるそうです。宿泊先には専用のバスがあるそうです。


とのことでした。もし、どなたか同じような疑問をお持ちの方がいらしたら、、、と思いシェアしてみました。


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