その時は姑も夫の姉の甥も一緒に夫の実家で暮らしていた時に溜まっていた鬱憤を発散させるために日記なるものを投稿しておりました。
引越しして夫と二人暮らしになってからは日記を書く鬱憤エネルギーがなくなったというかネタがなくなったというか、、、この度ブログを始めるにあたり、投稿する場所を一つにまとめようと思い、その時の投稿をこちらに引っ越すことにしました。
結構闇が見え隠れしてしまっているかもしれませんが、もしかしたらこの時の私のように嫁姑関係に悩んでいる人もいるかもしれないと思い、少しでも何か励みになればとも思い、その時の投稿をそのまま引っ越すことに致しました。
以下、日記その2です。その1はこちらから
まるでプーさんなはちみつ |
2019年6月某日
昨日、オルヘイランドに行ってきた。オルヘイランドとは、オルヘイ市にある子供用のテーマパークでガジェットのゴーコースターくらいのジェットコースターや小規模のアクアパーク、小規模の忍者屋敷やアスレチックなど細々した子供向けのアトラクションが全て無料で提供されている。
高校生くらいの若者がライフガードやそれぞれのアトラクションに並ぶ人の列を管理しているのだが、無料のパークが一体どうやってこれらの若者の賃金やメリーゴーランドなどを回す電気代、はたまたこれらの全ての設備を購入した結構な金額をまかなえるのだろう。売店に売っているシュウェップスはスーパーマーケットの値段の2倍弱といったところだったが、まさかシュウェップスの売り上げでそれらの経費をまかなえるとは思えない。
今、部屋をホースだけの掃除機でちまちまとチリを吸い取っている夫によれば、元大統領とその側近らが国の総資産4億円のうち1億円を騙しとり、その金がオルヘイ市の市長に流れ込み、市長は自らの支持率、好感度をアップさせるために無料でオルヘイランドを提供するに至ったらしい。
本当かどうか、実際どれくらいの金額が国の総資産なのかは私もジャーナリストではないのでわからないが、夫もその友達のシュテファンも、その奥さんのオリャも知っている話なのである。もとよりモルドバは汚職、賄賂で大変有名でドキュメンタリー映画も撮られるほどの国なのだ。
まあ、どこでも政府とマフィアはお友達であり、おそらくそのお金で彼らはカジノや麻薬といったブラックマーケットで自分たちのビジネスを始めていて、オルヘイランドの運営何て雑魚に餌をやるくらいなのだろう。もしくは税金で運営しているのか。(これはあくまでも私の憶測。)
シュテファンもオリャも知らなかった話といえば、その市長は私の夫の姉の同級生であり、若かりし頃の市長は夫の姉に、お花やらお菓子やらを携えてお付き合いを申し込んでいたということ。もう今はオリャのご家族まで知った話となってしまったが。うっかり親戚になるところだった。
そんな容姿端麗な夫の姉だが、その息子は昨日の夜から下痢と高熱に見舞われており、今朝、姑に連れられて病院に行った。姑は朝から孫のパンツがないパンツがないと騒ぎ、家をウロウロ探し回り、自分の娘の2番目の夫に電話をかけ、孫のパンツを持ってくるように頼んでいた。その電話が終われば、洗濯機の修理やさん、洗濯機の修理やさん、と何度もオッケーグーグルに話しかけている。そろそろ自分で直接打ち込んだ方がいい。
そもそもなぜ夫の甥が甥自身の家族と暮らしていないのか。自分の母が再婚し、新しいお父さんができ、新しい妹ができ、いろいろ難しいのはわかる。それでも、一日中パソコンの前で座って日光にも当たらず、生身の人間ともろくに喋らずいるよりかは、無邪気にじゃれてくる面倒な妹と一緒にいた方がスキンシップもなんとなくとれるし、新しいお父さんとコミュニケーションをとっていくことは社会に出るときにすごく役に立ちそうだし、何よりコンピューターゲームよりもっと健康的だ。
姑も家の手伝いも勉強も何もしない孫をどうしたものかと、心配とフラストレーションが溜まる一方だし、酒に酔ってかなりの暴言を孫に浴びせた事もある。
今回の下痢だって昨日私たちと朝同じものを食べてから夜まで何も食べていないという。つまり家にずっといて何もしてない何も食べていないのに下痢と40度の発熱をしたのである。これはもう体がおかしくなってるとしか言いようがない。(それか喋らないだけで何か食べたか。)
17時に洗濯機の修理やさんが来るらしい。洗濯機が壊れてからこの4日間、私は大きな洗濯物入れの大きなバケツに衣服、タオルを入れ水を溜め洗剤を入れ、サツキとメイが足で踏んで井戸で洗濯をしていた風景を思い出しながら足で踏んではすすぎ、踏んではすすぎを繰り返し、ビチョビチョになりながら絞り、外で大きく叩いて遠心力で水分を飛ばしながら干すというモーニングエクササイズを行っていた。それが、今日夕方、本当に洗濯機が直るのであればうんと楽になるのである。
姑は敷地内にある杏が落ちて朽ちるのが惜しいらしく、しきりに隣人の屋根の上に登り杏をとってくるよう私に訴えている。あんたは軽いでしょ、スポーツマンでしょと言いながら。
一週間前には自分の孫に命じていたが、孫も賢明なところもあって、自分の母親と近所の仲が悪いのを知っているためか、ただ面倒なのかわからないが近所付き合いに波風立てるような行為は選択しなかった。私もご近所付き合いに関する意見を夫から聞いていたので、我々の手が届く範囲の杏が熟すまで待とう、と言った。
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