2020年9月30日水曜日

相次ぐフライトのキャンセルとすったもんだ。新型コロナウイルスが蔓延する最中の航空機での私の移動体験談その1


こんにちは、ぽんたです。

まだまだ新型コロナウイルスによるパンデミックが治らない中、先日ブラジルはフォルタレザからモルドバのキシナウまで航空機を乗り継ぎに乗り継いで、最後はブカレストからバスに乗って帰ってまいりました。

その旅路の様子を幾つかの投稿に分けて記録したいと思います。コロナ禍での国境をまたいだ移動はお勧めはしませんが、止むを得ず移動する方々へちょっとでも参考になれば、と思います。



フォルタレザの空港までの道中


まず、我々夫婦の状況の説明を試みますとブラジルのフォルタレザから2020年の5月にモルドバのキシナウに飛ぶ予定でした。


チケットは節約のためか(結局エクストラバゲージのため節約にはなっていないのですが)フォルタレザからフランクフルトまで、そしてその後一旦荷物を全部受け取って再度チェックインしフランクフルトからキシナウまで、という予定でした。



じっくり考えてみると、ベストな航路ではないのですが、サーカスのオーナーと我々に仕事を分けてくれる夫の友人との間でそのように話をつけていたので従うしかありません。



第一のパンデミックによる波紋


まだフォルタレザからフランクフルトまでのチケットしかとっていなかった4月に、エアフランスから飛行機がキャンセルされたの連絡がメールで来ました。


ちょうど新型コロナウイルスのパンデミックによってロックダウン、都市封鎖を敢行したり国境を閉じる国が出てきた時期で、我々のフライトにも影響が出たのです。



当時我々もカランティンと言って必要最低限以外の外出が禁止されていた時期でした。




航空機のキャンセルの連絡はポルトガル語で書かれていたのでサーカスのオーナーに内容を見せ、エアフランスに電話をしてもらい飛行機のチケットを予約し直しました。



9月の下旬ならさすがにもとどおりになっているかな、と考え、9月の下旬までフォルタレザにとどまることにしました。


きっと6月くらいから仕事が元に戻るだろう、、、という甘い考えのもと、、、



そして第2波、第3波


そして、結局サーカスは9月から再開することに。もう少し止まって仕事してから帰るという選択肢もあったのですが、夫がまだ仮免状態でその期限が迫っているので帰国することに。


そして8月にフランクフルトからキシナウまでの残りのフライトをアエロビレットというトルコの会社のページから予約しました。


最初は、ブカレスト経由のチケットだったのですが、コロナ禍で予約した便がキャンセルになり、自動的に1つ前の日のフライトに予約し直されたとの連絡が数日後に来ました。


しかしながら新しく予約された時間には我々はまだフランクフルトに到着していない予定です。なのですぐアエロビレットにその旨をメールで連絡しました。


その時にトルコ語で書けばまた違ったのかもしれませんが、フライトの変更メールが英語だったのでオペレーターも外国人かもしれないと思い英語で書きました。


すると、全く話が通じず、これがあなたの新しいフライトです、の一点張りで、3日間粘りましたが問題を全く解決してくれないので、直接予約した飛行機を飛ばすtaromという航空会社のブカレストにある支店に連絡をしました。


するとtaromのそのエージェンシーの人はきちんと、挨拶と名前とお詫びの言葉を添えた文面で返してくれ問題を一発で解決してくれました。


もうアエロビレットは使わない、と心に誓いました。口コミを調べてみると、アエロビレットはチケットをキャンセルしても返すべきお金を返金しない、といった最悪なクチコミがバンバン出てきました。


このコロナ禍でフライト変更が日常茶飯事になる中、本当に危険なチケット予約サイトだと思います。みなさんも絶対に使わないでくださいねaerobiletを、特にこの時期は、、、!


ただ、どの会社がどの飛行機をどれくらいの値段で飛ばしているかをチェックするには良いサイトだと思います。航空会社がわかったら、直接その航空会社からかうのが良いのではないか、と思います。


ま、私はクレジットカードにブロックがかかっちゃっていつも買えないんですけれどもね。。。


taromによると、このパンデミックの最中のフライトは1度チケットを予約したその日から1年間追加料金なしで変更が可能、とのことでした。


taromによってフライトの変更やキャンセルが必要になった場合は、同じ目的地に行く他の航空会社のフライトスケジュールも含めてチケットの変更が可能ですが、


tarom以外の航空会社や我々の都合によって変更が必要な場合は、taromが飛ばしている飛行機でしか変更ができないそうです。




そしてフライト当日


来るフライト予定日、サーカスのみんなとお別れを言って荷物をまとめて、面倒見ていた犬とも心を痛ませつつお別れして空港に着くと、



インターナショナルのカウンターに誰もおらず。


インフォメーションデスクにも人がおらず、、、あれ、ちょっと嫌な予感が、、、


ウロウロして結局国内線のとある会社の人に印刷したeチケットを見せると、エアフランスは今フォルタレザの空港では取り扱われていないとのこと、、、


つまり、我々のフライトは飛ばないどころかそもそもない!という事態に見舞われました。


その親切な会社の人たちは確認してくれたところ、エアフランスは10月からフォルタレザの空港では再開することと、エアフランスの電話連絡先をくれ、フリーwifiを使ってサーカスに連絡し、迎えに来てもらいました。


5月のフライトを変更して以来、エアフランスからのメールをほぼ毎日のようにチェックしていたのにフライトがキャンセルされたなんて連絡がなかった旨をサーカスのオーナーに伝え、



その日は営業時間がもう過ぎていたため翌日、エアフランスのブラジルの支店に電話してもらいました。オペレーターが英語が話せるとのことでその後は私が頭を抱えつつフライトの再予約をしました。フライトは、電話した日の翌日に決まりました。



taromのエージェンシーにもメールで急いで連絡しましたが、時差があるためなかなかスムーズにいかず、トランジットの合間合間にやりとりをすれば間に合うだろう、なんとかなるだろう、といった感じで再びフライトへの準備をしなおした、といった感じでした。


結局キシナウについてからゆっくりメールを確認したところ、エアフランスと共同でフォルタレザから飛行機を運営しているKLMから1つ目のフライトがキャンセルされたとの連絡が7月に入っており、



エアフランスから連絡がくるなら来ると思っている私はスルーしてしまっていたのでありました。それでも、自分の落ち度とは認めません。余計な出費にならないためにも、そしてエアフランスを通じて航空チケットを変更したのですから、エアフランスからも連絡が来るべきなのだ、というロジックを押し通します。



たとえエアフランスから連絡が来ていたとしても今回の場合、電話で変更したのだから電話で連絡をするべきだ、とかなんとか言って私は自分の非を認めなかったでしょうけれども。



サーカスも我々もコロナウイルスによって大打撃を受けておりますのでね、経済的に。


アエロビレットの対応の仕方については怒りが爆発しましたが、他の航空会社の人たちとのやりとりは極めて温和にしました。


だって目の前で解決しようと動いてくれている人たちにはなんの非もありませんから。


パンデミックによって予測不能な時期になり、国家間の決定に振り回され、乗客の対処に追われて航空会社は今間違いなく大打撃を受けていると思いますし、


問題やフラストレーションを抱えた顧客と毎回やりとりをしなければいけないオペレーターは、電話口で全く自分のせいではないのに、この度はこのようなことになり大変申し訳ございません、と言わなければならず、本当にヒステリックになってしまうと思います。
 





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