こんにちは、ぽんたです。
巷ではまだまだ新型コロナウイルスが猛威をふるい、総裁選も控えたりといろいろですが、
ツイッター眺めていたら大麻で伊勢谷友介さんが逮捕されたということで、、、。
先進国で大麻合法でない国は日本くらいだ、だとか、
大麻はタバコより害が少ない、だとかいろんなことを言われています。
私も20代前半くらいは、使用はしないまでもマリファナ信者、というか
肯定的に捉えてる自分かっこいい、みたいな感覚に洗脳されていましたが
日本を出て、実際にいろんな人を見て自身も経験してみて、マリファナに対する印象は変わりました。
そして、私なりに大麻についての意見をここに書いてみようと思いました。
目次
私と大麻の位置関係
私は大学卒業後、日本を出て7年くらい海外をフラフラしていような人間なのですが、
日本にいた頃から、大麻は割と身近な友人知人の間にあって、
実際に自分が使用したことがあるのは日本にいた頃、1度だけそれっぽいものを(私はそれがなんだかよくわからなかった。笑)仲間内で回した時に体験したことがあるのと、
あとは、トルコにいた時に同僚の一人がディーラーと仲良くなって入手して、誘われた時に1度だけ付き合ったのと、
(でもそのディーラーを同僚が我々のグループが住んでいるヴィッラに連れてくるようになってしまい、ご近所の目もあるしトルコでは違法であり、何よりそのディーラーのバイブスが気に入らなかったので、同僚にはここで警察沙汰になったら会社に迷惑がかかるからよそでやってくれ、と結構きつく言い、その後は誘われてないし、ディーラーのことも見てない。)
そしてアムステルダムにいた時にマリファナキャンディを試したことがあります。3回ですね。
あとは、トルコでもドイツでも使用している人が仕事関係者にいたり、友人の友人にいたりしてちょっと副流煙を嗅ぐくらいです。
ドイツでは道を歩いているとちょいちょいイグサのような匂いがして、あ!誰か吸ってる!笑
みたいな。
使用していませんが、ちょっと経験したことはあるし、割と身近にある、そんな位置関係です。
経験してみた私の身体の反応
基本的にハイになるとか、酔った感じになるとか、一切ありませんでした。ただ、トルコでやった時は、普段気にならない音がやたらと聞こえるようになってしまい
金属音とか結構怖かったです。
その日見た夢は登場人物がカートゥンネットワークに出てくるようなアニメキャラになってしまい、
それもまた怖く感じてしまい、あまり良い記憶ではありません。
そして別にいい感じになったわけでもないのに、その成分が身体から抜けるくらいで、うつ状態というか、無気力というか、それがゆえに若干喧嘩っ早くなったというか、苛立つ閾値が低くなり、だいぶ理性で抑えるのがしんどかったりしたのを覚えています。
アムステルダムでキャンディを試した時は、気持ち悪くなってしまい、チュッパチャップスサイズ半分もなめれず途中で捨てました。
ただ、味を知ることができたので十分な経験になったと思います。味は、畳をなめているようでした。
試してみた結論としては、別にハイにもならないしリラックスもしないし、気持ち悪くなるだけで私には合わない。
タバコもそういえば1、2回試しましたけど、喉が潰れるし指先の毛細血管が収縮した感覚があったのでダメでした。
私はただ音楽に乗ってジャンプしたり踊ったりしてればぶち上がれる人間なので、
あと、普段から子供みたいに素直に自分の感情を押し殺さず出すタイプなので
そういった類の嗜好品は私には必要ないのです。
常用している人のバイブス
どれくらいの量をどれくらいの頻度で使用しているかにもよるのだと思いますが、毎日何本も使用していた知人は、顔の色がくすんでいて暗くて、目が座っているというか、目がとろんとしているというか、
セラピストの知人を除いて常に使用しているような人のバイブスははっきり言って良くありませんでした。
目の焦点が合ってるのかあってないのかわからなかったり、攻撃的な雰囲気を見にまとった人もいました。
なので、仕事中に吸うのはよくないんじゃないかなぁ、、、と思いました。
ちなみにグッドバイブス常用者のトルコ人セラピストは川崎のオートバイ(ニンジャって言ってたかな、、、?)を乗り回すのが好きで、フロントウィールやバックウィールなど、公道でもクレイジーな乗り方をしていたのですが、
ある日、大型トラックに轢かれて死んでしまったとの知らせが届きました。
彼には、第2子妊娠中の奥さんもいて、しかも奥さんは外国人で異国の地で配偶者を亡くしてしまったわけで
まあ、その日彼がマリファナを使用していたかどうかなんてわかりませんが、
その日も大麻やって気持ち良くなって無茶な運転している様子が予想できて、
快楽主義が過ぎてしまうのはよくないんじゃないかなぁ、、、と思うのと同時に、
大麻に対する印象はやはり悪くなる一方。飲酒運転しているようなものなんでしょうね、きっと。
彼は私が当時の彼氏となんやかんやあって破局して憔悴していた時に、「でもね、人生は美しい。」なんて言って励ましてくれた人で
時には傷つくこともあるけどそれもまたひっくるめて人生は楽しいんだ素晴らしいんだ、みたいな価値観というか、哲学というか、
そんな人柄がにじみ出ていて、
もしかしたら彼の中にもマリファナに頼ることでしか乗り越えられない人生の憂いがあったのかもしれませんが、
それでも、私の中ではマリファナはそんな素敵な彼を奪った、という印象が残ったのでありました。
大麻合法の国に住んでいる人はマリファナのことどう思っているのか?
私が、トルコの大きなリゾートホテルでアニメーションというエンターテイメント部門で働いていた時なのですが、トルコ人の同僚は相手の観光客がオランダから来たと聞くと、
次に出てくる決まった質問は
じゃあ、マリファナ吸うの?
でした。笑。
お客さんとコミュニケーションをとるのも仕事のうちだったので、彼らはただの会話の切り口として話しているだけで悪気はないのですが、
そのオランダからの観光客たちはみなさん
吸わないわよ。怒。
みたいな反応で、合法だからといってみなさんマリファナを吸うわけではないし、マリファナに対するイメージも良いわけでもないのだなぁ、とその時思いました。
もしかしたらただそのお客さんはみんな100回同じ質問を受けていて、またこの質問?オランダ人だからってマリファナ吸うと思わないでよ、と嫌悪感を抱いていただけなのかもしれませんが、、、
結局、オランダからの観光客へのそのような質問で実際吸っていると答えた人は1人もいませんでした。
合法にしたのは、その方がブラックマーケットへの資金源にならない、というだけで、
別にマリファナを奨励しているわけではないのでしょう。
筆者の大麻が日本で合法になった時への懸念
あくまでも私自身の意見ですので悪しからず。
はっきり言って合法になろうが非合法のままであろうが、どうでもいいです。私は吸わないので。
ただ、合法にする場合、仕事中は吸わないだとか、使用量の注意だとか、そこらへんのマナーをきちんと形成していく必要はあると思います。
匂いも独特ですので、タバコの臭いは大丈夫でもマリファナはダメ、という人もいるでしょうし、
分煙化が進んでいる今、タバコとマリファナの喫煙所は一緒でいいのか、わけた方がいいのかということにもなってくると思います。
いるかわかりませんけど、タバコを吸っている人でもマリファナはいやだ、という人もいるかもしれませんし
マリファナを使用量を過ぎてやりすぎた人たちによる問題行動、みたいなものも出てくるかもしれません。
深くきまっちゃって4時間くらいソファーから娘が起き上がってこないとか、喧嘩が増えただとか、、、
マリファナはタバコに比べて依存性が少ないとか言われていますが、それすなわちマリファナは体に良い、安全だ、ということに安直に考えてはいけないと思います。
合法になった時、大麻に対して誤った認識を持ってしまわないように、
合法になるけれども、マリファナには人間にこのような影響を与える恐れがあります、という部分をきちんと人々に認識させることが大切であると思います。
マリファナやってるからかっこいい、とか、ちょっとカッコつけたがる人たちもいるので(私も以前そんな感じだったので)
本当にかっこいいホンモノは、自身が持つ脳内麻薬で天才的なセンスのある人間であり、
外的な成分に頼るようでは半人前だ、というような価値観の人が(本物の人の例:ガクト様とか、古舘伊知郎さんとかね)
増えると良いなあ、と思います。
誰かが考えたかっこいいではなくて、自分の判断で考えたかっこいいを貫く日本人であってほしいと思います。
そういう判断ができる人間が大多数を占めるまでは、合法は待った方がいいかもしれません。
おまけ
今回、伊勢谷友介さんの逮捕がきっかけで大麻について書いてみましたが、別に大麻を使用している人に対して嫌悪感を抱いているわけでもありません。
確かに明らかに吸い過ぎててちょっと嫌なバイブス醸し出している人にも出会ってきましたが
伊勢谷友介さんは、嫌われ松子の一生を観たときから、なんて独特のセクシーさがある方なんだ!と思っていて、
今回のことで私の彼に対する好感度は全く下がっておりません。
むしろ、大麻ぐらいの逮捕で彼の出演している作品を非公開にする必要はないとも思っており、
なんだ大麻くらいで、、、作品見せろよ!みたいなたくましい社会的風潮になってほしいなあ、とも思います。
だいたい大麻くらいでわざわざ逮捕って警察の方もご苦労様です。
まあこれはただの私の意見です。
ただ、やはり日本では日本での現状を踏まえた行動は取らないといけないのだなぁ、と思います。
警察沙汰はやはりそのあとが面倒ですものね。
大麻ごときで自分の人生に前科がついてしまうのはもったいないですし、迷惑を被るのは自分だけではないことも考慮すると
大麻が非合法の土地ではリスクを冒してまで手を出す価値のあるものとは思えません。
それでも手を出すのは、外国かぶれというか、自分は他の人とは違うことを誇示したいような、ちょっとしたかっこつけのようにも感じてしまい、そうなると逆にイタイというか、かっこ悪いですよね。
もしくはアウトローなことをやるのがスリルがあってそれが楽しかったりもするかもしれません。
大麻はちょうどいいアウトロー具合ですよね。
それを考えると、いっそ合法にしてしまった方が、逆に手を出さなくなる人もいるかもしれません。
私は警察沙汰になるようなことにはならないように、常に肝に銘じております。何しろ喧嘩っ早い性分で言葉が通じないと余計に手が出やすくないますので、
感情を先に行かせてはいけない、と気をつけている次第でございます。
嗜好品に対する欲もそうですよね。たかが嗜好品ごときで前科をつけるメリットはどこにもないと思います。
前科があると、滞在許可をとるのが難しくなる国があるので、自由に海外に行き来したい身としてはなおさら気をつけなければな入りません。交通違反も含めて。。。
いっときの感情で将来の自分に迷惑がかかるのは、本当にやるせないですからね。
そんなこんなで今日はこの辺で。
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