2020年6月12日金曜日

モルドバ共和国の首都キシナウの治安は悪いのか?

こんにちは、ぽんたです。

私は現在位置はブラジルですが、モルドバ共和国の首都キシナウにも2年ほど住んでいました。というか、夫がモルドバ人なので、結婚してからは何も仕事のないときは基本的にキシナウにいます。
チオカナ


ヨーロッパ大陸最貧国であり、政界の汚職でも大変有名なモルドバですが、果たして治安はどうなのでしょうか。


ここでは、首都キシナウの体感治安について書きたいと思います。



まあ、今は新型コロナウイルスのパンデミック中なので、今すぐモルドバに行くっていう人はいないとも思いますが、、、




目次


観光の場合

観光で訪れる限りでは、ズバリ、そんなに悪くはありません。

住んでいる人は、隣人や地域によって色々な経験があるかもしれませんが、


街中を歩いていて、スリだとか、強盗などにあったことはありません。

もちろん市場や祝日の催し物などの人混みに行く場合は、携帯品により注意を向けつつ行動した方が良いでしょう。

お財布をポケットから見えるようには持たないだとか、うっかりハンドバックをどこかにおき忘れないだとか、相手に魔がさすような状態にしないだとか、基本的な日本でも気をつけるべきことは気をつけた方が良いです。


ただ、真夜中はアルコール中毒者がさまよう時間で、もし酔っ払いに暴行を加えられても酔っ払いは責任能力がないとして泣き寝入りする確率が高いので、単独でも複数人でも夜間の外出は控えた方が良いと思います。


実際に酔っ払いによるリンチ事件では、誰も起訴されませんでした。モルドバにはきちんとした法制度はないと思って行動した方が身のためだと思います。


ただの観光なのであれば、そこまで怯えることはないと思います。


それから、モルドバでは無免許運転が多いので、信号を信用せず、必ず目視で確認してから道路は渡ってください。中には無謀な運転者による自分では気をつけようのない死亡事故も起こっています。そしてそれらの事故はたいていの場合、お金で解決され、相手が逮捕されるようなことは稀だったりするようです。そんな国です。

居住する場合

もし、居住する場合は、隣人に気をつけた方が良い場合があります。これは、私の夫の実家の話なのですが、隣人はマフィアというか、ギャングというか、非社会的な団体とつながりのある家族で、そこの長男は薬漬けというのでしょうか、あまりクリーンな人間ではありません。

そしてその長男はちょいちょい物を盗みます。私も洗濯して干していた母から譲ってもらったリーバイスのジーンズを盗まれました。

姑は酔っ払って帰ってきて玄関前の階段におき忘れたお財布やアイコスも根こそぎ盗まれました。

彼は、ちょっとでも金になるものを盗み、それを売ったお金でドラッグを買ってしまうようなのです。夫によると。

なので、戸締まりや、洗濯物の干し方、干す場所など気をつけた方が良い場合もあります。


あとは、他の記事でも書いたのですが、ジプシーが多いので長く住めば住むほど嫌気がさしてくることもあるかもしれません。詳しくはこちらの記事を参照▶️ヨーロッパ大陸圏の治安。ジプシーに対する注意喚起。(ヨーロッパ以外もちらほら)








人種差別について

残念ながら、我々日本人やアジア人をからかうような態度を取る奴ちょいちょいいます。ただ、ご旅行の短期間にそんなことに出会うことは稀かと。ただ、長く住んでいるといろいろ感じることもあるかもしれません。


都市部にはあまり見受けられませんが、多少冷たい態度を取られるくらいならありますが、まだマシです。そのような場合は、たいていこちらが緊張してそれで相手も警戒心を抱いてしまっている場合が多いので、怖がらずにこちらから笑顔で接したりすれば全然大丈夫です。


しかし、相手が田舎者だったり、郊外にいったりすると言わなくても良いことを言ってきたりからかわれたりすることもたまにあります。特に服装が現地の人になじみのない格好だったりすると、格好の餌食です。


が、200年前の人たちだと思って、スルーしましょう。笑。実際にモルドバでは優秀な人材のほとんどが西ヨーロッパへ流出してしまったので、首都キシナウには現在田舎から出てきた人達で溢れかえっているのです。


その田舎も、どれくらい田舎なのかわからないのですが、首都のキシナウが日本の地方都市よりも栄えていないことから推測すれば、アジア人なんて生まれて初めて見るのでしょう。


挑発には乗らずに、シカトが一番です。実際に脳機能が正常に働いていない人もいます。あ、普通に見えるけど、脳機能障害の方なのだな、と思ってあなたのせっかくの旅行を台無しにしないように心がけてください。笑。

痴漢について

これは私1度だけあったのですが、人気のない横断歩道で一人で待っていたら後ろから硬くなった自分のブツを私のお尻に押し付けてきたちんちくりんがいました。

近くにいたお巡りさんに走って呼びに行って一応彼らもその場へついてきてくれたのですが、もうそのちんちくりんは見当たらず、お巡りさんも、まーモルドバには変なやついるよねーまあ、怪我がなくてよかったじゃん、みたいな感じでした。


そのちんちくりんは、私よりも背が小さい酔っ払いでした。家に帰って夫に告げると、次は殴れと言われました。果たして良いのか悪いのか、、、。言葉の通じない世界で警察沙汰になっても不利なので、皆様には逃げることをお勧めします。



服装について

イスラム圏でもないのに、露出が多いとちんちくりんのおっさんから「モルドバに夫探しに来たの?」だとかわけのわからんことを言われることが多々ありました。


特に市場では地方から出てきた農家のおっさんを刺激してしまうようなので、女性は一人歩きの時や女性のみで行動をする場合、長ズボンの着用を強く勧めます。


そして私の足がきれいすぎたのかもしれませんが(失笑)単独でショーパンやミニスカで歩いていると、女性からの目線や態度がきつくなる感じが多々ありました。嫉妬かもしれませんし、娼婦だと思われ軽蔑されているのかもしれません。 


キレイ目なロング丈のワンピースだとか、スキニージーンズだとか、エレガントな服装がモルドバでは受け入れてもらいやすいように感じました。彼らは服装で判断してきます。


子どもっぽい服装ではなく、大人っぽいすっきりした服装がお勧めです。 


 男性も、ジプシーと間違われそうな服装はもしかしたら不利に働くこともあるかもしれません。私自身ヒッピー系のファッションは大好きだったのですが、夫にものすごい不評で、最近はきておりません。

モルドバは、まだファッション等の文化面であまり外に開かれていないのと、ジプシーと間違われたり服装で判断されることから、郷にいっては郷に従え、まあまあエレガントで目立たない服装が嫌な思いをする可能性を低くすると思います。




まとめ

以上、モルドバの首都キシナウの治安について私が思うことを書きました。まとめると、
  • 夜遅くは出歩かない
  • 道路を渡るときは必ず目視で確認
  • 貴重品は常に気をつける
  • 女性はあまり露出の多い格好をしない
  • 目立った服装をしない
といった感じです。参考になったでしょうか。
それではこの辺で。





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