2020年3月27日金曜日

<ウクライナ料理>「ビーツたっぷりボルシチ」旧ソ連出身姑直伝レシピ

<ウクライナ料理>「ビーツたっぷりボルシチ」旧ソ連出身姑直伝レシピ

こんにちは、ぽんたです。


ボルシチといえば、ロシア料理を思い浮かべるかもしれませんが、もともとはウクライナ料理だそうです。

モルドバでも食されているビーツを使ったスープで、今日はモルドバ人姑から教わったボルシチの作り方を紹介したいと思います。


基本的な材料で、基本的な作り方を紹介しますので、これを参考にご家庭の好みに合わせてぜひ作ってみてください。


今日使った材料(だいたい五人分)
鶏肉(背中の部位)700g(3きれ)
ジャガイモ 3個
玉ねぎ  1個
人参  2本
白菜  小さめのものの半分
ビーツ  細長いのを1本
にんにく  2かけ
生姜  ひとかけら
月桂樹の葉  2枚
ディル  ちょびっと
塩   大さじ1.5
コショウ  少し
水   鍋半分より少し少ないくらい
サラダ油  少々

使った用具
千切り器(だと思って買ったおろしがね)
フライパン
まな板
包丁
ボウル
お玉
スプーン


最初にことわっておきたいこと
お肉は、鶏の足でも、豚でも牛でもお出汁が出ればなんでも良いみたいです。お野菜だけで作っても、豆を加えても美味しいですよ。

白菜に関しては本当はキャベツが良かったのですが、キャベツが大きいのしか売っていなかったので荷物が重くならないように白菜にしました。

トマトペーストを大さじ2杯くらい入れるとさらに美味しくなるかもですよ。

ビーツは、普段は丸いのを使うのですが、細長い方がおろしがね使いやすそうだなと思い、細長い方を買いました。

野菜の種類、量はお好みでアレンジしてください。基本的にビーツが入ってスープが赤ければボルシチといえるみたいです。

・人参とビーツは千切り器で細かくします。が、私が持っているのは間違って買った目の粗いおろしがね。若干形が残ってるくらいに写真はなっていますが、理想はもう少し太い、いわゆる千切りサイズです。

見た目がビーツに似たカブがあるので、ご注意ください。少しでも名前がラディッシュっぽかったら、多分それはカブです。


ビーツの各地での名前
ロシア語 свекла(スフェクラ)
ルーマニア語 sfecla  (スフェクラ)
トルコ語  pancar (パンジャル)
英語  beetroot  (ビートルート)



手順
それでは、作った手順を説明していきます。

1、お肉を水洗いしてお鍋に入れます。そのまま鍋に水を入れます。この時鍋の半分くらい水を入れます。後からお野菜を加えると結構カサが増すのでこれくらいにしておきます。

いわゆるブイヨン

2、ジャガイモの皮を向いて切ってお水に晒して、洗って、私はお肉と一緒に水の段階から鍋に入れてしまいます。火をつけます。沸騰するまで中火から強火です。基本的に蓋をして茹でます。

 3、皮をむいたビーツと人参を千切り器を使って千切りサイズにしていきます。私は前述したように目の粗いおろしがねしか持ち合わせていないのでこれを代用します。
目の粗いおろしがね
 千切り器だと思って買ったのに。。。使うたびにため息がでます。(買えばいいのに千切り器を、、、)まずは人参からいきましょう。

続いてビーツ。同じボウルに入れちゃいます、同じタイミングで炒めるので。
 おっと、にんにくを入れるのを忘れていました。少し鍋が温まってきた段階で今日は投入しました。でもこの工程は、お好みで。にんにくにお腹が弱い方もいますからね。

生姜もポンって鍋に入れたいのですが、いつも夫がガブって噛んじゃって、不快そうにベェッとするので今日はおろしちゃいます。これもお好みで!
 はい、細かくなりました。
 4、玉ねぎをみじん切りにして、少し油をひいたフライパンで炒めます。
 玉ねぎが透き通るまで待ってる間に、月桂樹の葉を投入します。

玉ねぎが透き通ってきたら、細かくしたビーツたちをフライパンに入れ、炒めます。この段階で大さじ1分の塩を加えます。もしトマトペーストを加えたい場合はこの段階で大さじ2ほど入れます。
 スープのアクを取り除きます。まだ沸騰まで時間がかかりそうなのでアクがまだ少ないです。

5、火が通ってしんなりしたビーツたちを鍋に合流させます。
 こんな感じです。真っ赤でボルシチらしくなってきました。
 6、白菜を細く切って加えます。スープは沸騰するとアクが本格的に出てくるので気にならない程度までその都度とってください。沸騰したら日は弱火にします。
 味見をして、お好みのしょっぱさに塩を加えて調えてください。こんな感じになりました。

7、お肉を少し解体して(お肉が中途半端な数なので、わけわけしようと思い。)器に盛りディルをかけてはい出来上がりです!ここまででだいたい45分から50分くらいかな。。。
pofta buna!(召し上がれ!)
 夫がクルトンも写してって言ってきたので、クルトンも一緒に。笑。ちなみにクルトンは古いパンを細かく切ってフライパンで炒っただけです。うちにはオーブンがないので、夫の好きなクルトンはフライパンでスープメニューの時によく作ります。


いかがでしたでしょうか?我が家では金曜日や土曜日にスープをがっつり作ってそれを週末のんびり夫婦でたいらげるといった感じです。
ちなみに次の日お手洗いでびっくりするかもしれませんが、ビーツの色素です!
みなさんもこれを参考にお好みの味のボルシチ、探してみてください!良い週末を!

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