2019年12月27日金曜日

モルドバの唯一の魅力が崩れてきているのではないかという懸念(主観的考察)

こんにちは、ぽんたです。

今日はぽんたが1年強モルドバに暮らしてみて新たに最近出てきた懸念について書きたいと思います。


1年前、モルドバに初めて来たときには、トルコ同様バスなどの公共交通機関で椅子に座っている男性陣が圧倒的に少ないということでした。


空いているときは座っていますが、混み始めたらお歳を召していない限り、男性はすっと自から立ち上がるのです。



席を直接譲るのではなく、混み始めたらあらかじめ席をあける様子に男気を感じ、モルドバ人なかなかやるじゃないか、と思っていたのです。



しかし、今年の秋口から、ここモルドバでも若い男性が目の前にいるマダムにも自分の祖父ぐらいの人にも誰にも席を譲ることなく、携帯見入っていたり音楽を聴いたりしながら居座っている様子が目につくようになりました。



春に日本に帰ったときに抱いた日本の電車内の様子に抱いた嫌悪感が、ここモルドバにも忍び寄ってきたようです。



私は、脊髄の神経の部分が石みたいになってしまって、足の感覚がろくになく足元がおぼつかなくなってしまった祖父を目の当たりにしているのもありますが、


ご年配の方に立たせて自分が座っていて平気という神経が全くわかりません。


最も、席を譲ってもらって当たり前、と自分から譲ってくれるように促すマダムもちょっと品がないかなとも思いますが、


マダムにそのようにさせる前に何もしない若い男性を見ると、


あれ、モルドバ、ここまでか。となってしまうのです。


若い男性よりもおじさまたちの方が、男気があります。譲り方や気配り方などかっこいいです。


しかし、身体のバーチャル化が進んだ結果なのでしょうか、自分のことしか考えないというか、目の前にいる人間のことを思いやれない人間が増えているように感じます。



こういう点ではトルコ人、まだまだ仁義にあつく人情があって、いい国だったなあ、と思います。


というわけで、ますます魅力に乏しくなっていくモルドバについての懸念をぼやいてみました。


読んでいただきありがとうございます。

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