2019年11月18日月曜日

姑と夫の実家で同居していたときの私の闇日記6〜暗黒期からの夜明け〜

実は私はdorcoというアカウント名でnoteをやっていて、だいぶ前から更新がストップしてしまっていました。


その時は姑も夫の姉の甥も一緒に夫の実家で暮らしていた時に溜まっていた鬱憤を発散させるために日記なるものを投稿しておりました。


引越しして夫と二人暮らしになってからは日記を書く鬱憤エネルギーがなくなったというかネタがなくなったというか、、、この度ブログを始めるにあたり、投稿する場所を一つにまとめようと思い、その時の投稿をこちらに引っ越すことにしました。


結構闇が見え隠れしてしまっているかもしれませんが、もしかしたらこの時の私のように嫁姑関係に悩んでいる人もいるかもしれないと思い、少しでも何か励みになればとも思い、その時の投稿をそのまま引っ越すことに致しました。



以下、日記その6です。 過去の日記へはこちらから→その1 その2 その3 その4 その5 

 
中央市場

前回の投稿から日が経っている。というのも前回の投稿のあと近所のスーパーでジプシーと思われる客と一悶着あり、彼の挑発に見事に乗ってしまった自分に嫌気がさしすぎて自責の念に苛まれすぎてしまい、書いて吐き出すことすらできない精神状態に陥ってしまった。

その後、1週間くらい思い出しては眉間にシワを寄せ、ため息ならまだいい方で時折「うああ!」と叫んでしまい、夫にどうしたのかと聞かれるものの、その話題はしたくないので「うん。」くらいしか答えられない日々が続いた。


 そんな精神状態の中、滞在許可申請のために必要な書類である犯罪歴証明書が日本大使館にやっと届き、他の必要な書類も準備して滞在許可申請手続きを完了したのである。


 その一つに、いま私がどこに住んでいるかを証明する書類がある。私は、夫の姉がモスクワの金持ちと寝て得たお金でローンを返済し姑からもぎ取った家に住んでいるので、夫の姉と、家が姉のものであることを証明する書類と一緒に法的な書類を作成してくれる事務所に行き、私が夫の姉の家に住んでいることを証明する書類を作成する必要があった。


 胸に入れたシリコンが炎症を起こし、その手術をしたばかりのその姉はそろりそろりとしか歩行せず、荷物も持てないので姉の現在の夫が付き添ってきた。


私と私の夫はそもそも姉夫婦に対する感情がそんなにポジティブなものではないのとその事務所の午前業務が終わってしまうのを恐れ、たったか先を歩いた。事務所に着いてもほとんど会話をせず、私は壁に立てかけてある何かの証書を眺め、外の景色を眺め、順番を待つのであった。


 書類の手続きが始まり、最終段階でその事務所の長にサインをもらうときに入った個室で、初めて夫の姉と向き合う形で席についた。

夫の姉が痛そうに手を差し出して書類を提出するのを見、そのとき初めて彼女を心配する気持ちになったので、「そんなに痛いの?」と声をかけた。そこから会話がやっと始まり事務所を後にしたあとは夫と姉が珍しく直接会話をした。


 そこで姉が言うには、姑が我々には姉の悪口を言い、姉には我々の悪口を言い、またもや姉と弟の仲を悪くしそして自分は双方から良いように思われるように振舞っていること、その悪口の内容など、姑にまつわる問題点を垂れ込まれた。


姉の様子からも、彼女は彼女でいろいろ大変なんだな、という印象を受け、まあ、私の姉に対するギクシャクしたものは解けたのであった。


 とはいえ、嫁の身分である私は姑との関係もある程度良好である必要がある。こうやって姉の言い分も直接聞いて、姑の普段の行動も観察していると、姑はただただ小さい子供のような、あるいはふてぶてしい猫のようなものなのだ。


もしくは、自分は敬われるべき存在なのだ、と思っているのかもしれない。例えば姑が欲しいものは、「さあ、マルガリータ様(姑の名前)ご飯ができましたよ、どうぞこちらへ。」「マルガリータ様、お茶とクッキーです。さあさ、どうぞ。」というようなチヤホヤが欲しいのだろう。


 まあ、このような彼女の欲することを少しでも実現してあげれれば、私に悪いことをしてはこないであろう、という魂胆から現在における私と姑の関係はそんなに悪くはないのである。


 そんなこんなで前回の投稿から月日は流れ、ようやく、もういかなる挑発行為には乗らない、という決意と共に私の精神は落ち着き、今度は落ち着きすぎてロシア語もルーマニア語も勉強しない日々が続いてしまっているのである。


 そして今朝、マルガリータ様はアメリカ在住のロシア人フィアンセから誕生日代として送ってもらったお金をひっ提げてウクライナはオデッサに1週間のバカンスに出発したのである。


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