2019年10月30日水曜日

<トルコ移住手続き>ビザ、イカメット(滞在許可証)をとったときの記憶と記録

<トルコ移住手続き>ビザ、イカメット(滞在許可証)をとったときの記憶と記録

こんにちは、ぽんたです。


2017年に最後にトルコでイカメット(滞在許可証)を取得


したのですが、今日はもしかしたら誰かの参考になるかもしれないと思いそのときの記憶を記録したいと思います。


結構時間が経ってしまったのでおそらく必要な書類や数字などは変わっていると思いますが、だいたいこんな流れでやるのかあってわかってもらえたらなあ、と思います。あくまでも当時のことなので参考程度にしてください。


エフェスの図書館


私が最後に取得した場所は、クシャダスというエフェス観光の際に拠点になる場所でした。アイドゥン県の中にあります。


ちなみにもう一つのエフェス観光の拠点地はセルチュクで、こちらはイズミル県になります。まあ、県境に位置するところですね、クシャダスは。

クシャダスの移民局から見えた虹の写真がちょうどあった!

まず、私はイカメットを取得、延長する際どこにいくか。



滞在できる日数の期限が切れる1週間以上前に(できればもっと余裕を持って)住んでいる地域を管轄している移民局にいきます。GÖÇ İDARESİですね。ギョチュイダーレシと読みます。


それよりも数年前はyabancılar şübesıヤバンジラルシューベシと言って直訳すると外国人局みたいな感じなのですが警察官が担当してくれていました。


もしかしたらイスタンブールなどではまだそんな感じかもしれませんが、現在の移民局では警察とはちょっと違う、領事部みたいな感じなのですかね、より専門家のような人たちが事務手続きをしています。



クシャダスでは旧市街の沿岸にあります。そこで、今回イカメットを取得、延長するにあたりどんな書類を揃えたら良いかを聞きます。大抵はリストをくれます。



当時私がもらったときはこんなリストをもらいました





少しかいつまんで書いてしまったものもありますが以下に詳しく説明します。



1,residence permit application form滞在許可申請書



これはhttps://e-ikamet.goc.gov.trというサイトから初めて申請する人、延長する人という選択肢を経てそれぞれ必要事項を記入して保存し、またプリントアウトして持っていくものなのですが、取得した保険の番号や住所も登録しないといけないので最終段階でやった方がいいと思います。


今、アクセスしてみたところ、個人情報を抜き取られる恐れがあるという警告画面が出たので私はそれ以上進みませんでした。


ですので現在の画面がわかりませんが、確か英語でも書かれていたと思います。


自分の境遇にあったものを選択して必要なものを記入していきます。もしかしたらインターネットカフェだとかのパソコンからやった方が良いのかもしれませんね、自分のパソコンが何か脅かされたらいやですものね。


私は保険屋さんで保険を買った時にそのおじさんが超絶親切で全部この入力やってくれました。


お父さんの名前だお母さんの名前だいろいろ長くて面倒なのですが、トルコ人は共通の知り合いがいたりするとものすごく面倒見てくれます。



トルコ語が話せたり、トルコ人の敬意を表すような仕草をすると対応が対観光客モードからローカルモードへ変わり、そうすると家族兄弟並みになることもしばしば、、、


この入力の時にアポイントメントの日にちや時間の選択をします。


イスタンブールでは外国人が多すぎてアポイントメントが3ヶ月先とかしか取れず、また、そのアポイントメントしているという紙切れだけではトルコ国外に出れないので(罰金払って3ヶ月戻らないのであればできますが、3ヶ月は戻れません!)


アポイントメントの紙持ってるけどもう観光ビザ(もしくはすでに持っているイカメットの期限)が切れているという場合は、移民局や担当している警察部署へ行き、その胸を報告、そしてその証明書をもらってパスポートコントロールに提示する必要がありますのでご注意を。


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2,passportパスポート



パスポート本体と、自分の情報が書かれているページのコピー及びトルコに入出国した時のスタンプのあるページ全てのコピー



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3,four photos証明写真4枚



4枚の証明写真。写真屋さんにbometricであることを伝える。イカメット用だよ、パスポート用じゃないよって伝える。6ヶ月以内にとったもの



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4,approved document which states that financial capacity、、、資産証明




これは要するにトルコ滞在予定期間に十分な生活資金があるのかどうかを証明するもので、私はトルコで開いた銀行の通帳にお金を入れて通帳を持っていきました。



実際にいくらあればいいのかはドル高とかいろいろ変動するので申請時に確認することが必要なのですが、私が当時申請した時は1300TL/月で6ヶ月分申請したい場合は1300×6で7800TL通帳に入って入ればよかったです。




相応する金額をドルで見せても良いし、ユーロで見せても良いし、それぞれの合算が相応していれば大丈夫という感じでした。(あくまでも当時)


1500TL/月の時期もあったし、去年なんかはトルコリラ大暴落していますのでそこらへんの金額は移民局に問い合わせる必要があるかと思います。



よくあるパターンは移民局にイカメット申請しにいく当日、近い知り合いからその日だけお金を借りて銀行に入れて通帳に記入して申請が無事に終わったら銀行に行って借りた分だけのお金を抜いて速攻で知り合いに返すというパターンです。



私が最後にイカメットを申請したときは銀行にあるお金が少し少なかったので、持っていたクレジットカードでアピールしたら、はいはいという感じで大丈夫でしたが、他の都市ではちゃんと紙面で証明できた方がいいかと、、、




イカメットだけでは働いてはいけないので労働許可証を取得する予定のない人はトルコで開いた銀行講座に十分な資金がありますよということを提示しなければならないのです。



他にも資産証明する方法はあるのだと思いますが、私はこれしか知りません。これは確か、現地の人と結婚している場合は省かれる事項だったと思います。



ちなみにトルコでの銀行の開き方なのですが、記憶にある範囲ではパスポートのみで開けちゃった気がします。おすすめなのはgaranti bankasiです。



オフィスも綺麗だしど田舎でない限り対応もいいです。1ヶ月くらい待ちますが申請すればキャッシュカードができて、そのカードでお買い物もできちゃいますし、携帯のアプリから残額確認や外貨口座がもしあればそこから両替もできちゃいます。



yapakredi bankasiも悪くはないのですが、アプリへのログインの仕方が外国人には少し難しいというか、トルコ人のいわゆるマイナンバー的なものが必要なので無理でした。



税務署みたいなところに税金ナンバーを取得したのはもしかしたら銀行口座を開くためだったのかもしれませんが、よく覚えていません。。。


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5,valid health insurance健康保険




トルコでの健康保険ですね。sigortaがトルコ語で保険という意味なのでその表示のなされているオフィスに行きます。


güneş sigortasıやallianz sigortası、doğa sigortasıなどたいていの場合1年契約でdoğa sigortasıが今まで一番安くて年間200TLでした。



(2017年当時)ただ網羅している医療機関が少ないということで安いのでそこらへんは保険屋さんと相談して購入という感じですね。



sağlık sigortaサールックシゴルタと健康保険のことをトルコ語では言います。



イカメット6ヶ月申請のためにも1年契約という感じで、でも次また6ヶ月延長したい時はその保険の残りの期間が申請時から6ヶ月十分にあればそのまま新たに保険を買わずに申請できました。



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6,document which shows that the foreigner is registered in address registration system 住所証明



住所を証明するものなのですが、もしかしたらこれが一番大変かもしれません。滞在しているホテルの住所でも取れるかもしれませんがやったことがないのでそれはどうやるのかわかりません。


私はこの時自分で部屋を借りていてその住所に私が住んでるよ、とその住所を登録するオフィスに住所を登録しなければいけなかったり(そのオフィスの名前は覚えていない、、、というかそもそも場所だけ覚えていたので名前を知らない、、、)



でもそこの住所に誰か他の人が住んでることになってるんだけど、え、大家もそんな人知らないってなったり大家も不動産屋もひっくるめてすったもんだがあってやっと住所登録ができました。



そしてそのオフィスでもらった証明書を提出しました。賃貸の契約書を持ってNOTERというオフィシャルな文書を作ってくれる専門のオフィスに行けば大丈夫かと思っていたのですが、移民局にそうしろと言われたので指示に従いました。




ちなみに賃貸の部屋も住む用のところと商業オフィス用のところとあり、不動産やや大家もわかってない時があるのであまり安すぎるところを選んじゃうと住所登録のところですったもんだするので、どうやって調べればいいかはわかりませんがきちんと信頼できる大家さんや不動産屋さんに出会えることを願います。



もう一つ過去に経験した方法は、トルコの国籍を所有する知人のお家に住んでいるということにすることです。


その場合、その知人本人とNOTERに行ってその人のお家に私が住んでいるという正式な文書を作ってもらう必要がありました。


その知人は賃貸の契約書や持ち家証明書と個人証明カードを持って行ってもらう必要があり、しかもその知人が結婚している場合、夫婦揃ってそのオフィスに行ってもらわなければならないということでした。


協力してもらうなら独身の人がいいですね。そしてその知人が一度に住まわせていることにできる人数は2人だったかな。



ちなみに無事にイカメットを申請しても2週間から4週間の間に本当にその住所に住んでいるか確認があり、警察官が抜き打ちできたり、電話してからきたり、別のオフィスに呼ばれたり、全くなかったりいろいろですがその確認作業で、怪しい、、、嘘ついてる!!ってなるとイカメットもらえません。



その確認期間に不法就労している姿を見られたりした場合ももらえません。そんな知人がちらほらいました。強制送還にはなっていませんでしたが、出国する際に不法滞在期間の罰金を支払い、3ヶ月間は入国不可という対応でした。



もし再入国後10日以内にイカメットを申請する意志があるという文書を移民局からもらった上で国境で罰金を支払った場合、すぐにトルコ国内に戻ることができましたが、すみやかにイカメット申請の手続きをする必要がありました。



なので、うっかり滞在期間をすぎてしまった場合などは、速やかに移民局に相談しにいきましょう。移民局の人も、よく知っている人と、そうでない人がいるので見極めて、なるべくプロフェッショナルな人に聞いたり、なんか違うぞと思ったら別の人に聞いてみたりするのがいいと思います。



そしてもし住所変更することになったら20日くらい以内に申請しないと罰金だと移民局に言われました。



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7,foreigner who owned real estate in Turkey 不動産証明



これはもしトルコであなたが住所登録のできる不動産を持っていたら6は必要なく、この証明書が必要になるというものです。6か7って感じですね。


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8,birth certificate(if the applicant is under 18 years of age)出生証明書


これはもし18歳以下であったら出生証明書が必要だよ、ということですね。これにはトルコ語翻訳が必要になるみたいですよ。


あとアポスティーユが必要になるみたいですね。
アポスティーユは外務省で取れます。


詳しくはこちらの投稿に書きました→アポスティーユの取得の仕方

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クシャダスの夕焼け



必要な書類が手に入ったらhttps://e-ikamet.goc.gov.trというサイトからアポイントメントをとった日に移民局へいきます


そのあと、税金を払うところに税金を払いに行き、その領収書を再び移民局へ提出しに行きます。


滞在許可申請していることを証明する紙をもらい、その日は終了です。


この紙は肌身離さず持ちます。でもこの紙切れでは出国できないので、まだイカメットのカードが来ていない時は1で書きましたように移民局に出国したいことを申請し違う文書を作成してもらう必要があります。


イスタンブールで申請した時は警察による住所確認は行われずにカードが郵送されてきましたが(あまりにも外国人が多いですから全員はチェックできなみたいです)クシャダスの時は電話がかかってきて部屋を訪れられ隣人にも様子を伺い、そしてオフィスに呼び出されました。


が、なんとかクリアでき後日イカメットが郵送されてきました。というか、登録していた電話番号にSMSで郵便局に来ましたと来たので郵便局に取りに行きました。パスポートで身分証明しないとくれないので忘れずに。



とまあザーーーーーっと説明してみました。どなたかの役に立てたら嬉しいです。法律は変わるので、逐一移民局に早めに問い合わせて確認することをおすすめします。good luck!



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